- Amazon.co.jp ・電子書籍 (205ページ)
感想・レビュー・書評
-
著者は富山で有名な不動産投資家。
サラリーマンをやりながら、株式投資で頭金を貯め、不動産投資を始めた。
約15年前の本なので、不動産投資、FIREの先駆けと言える。
株式投資に関する内容半分、不動産投資に関する内容半分という感じ。
実効税率が高すぎる日本では億万長者になるのは現実的ではないと著者は指摘する。1番心地よいのが、実効税率が23%の900〜1800万のゾーン。幸福度が年収とともに上がる上限と一致する。子供2人の4人世帯であれば、手取り年収1000万が、税率的に見ても1番幸福度が高い。
税率23%のゾーンは、高級官僚年収のゾーンでもあるから、恐らく官僚の意図的に税率が決められているのだろうと。
本一冊書くには、かなり膨大な量の知識とデータが必要。それを1500円で買えるから、読書はかなり投資効率がよい。本を何冊も出している人は、だいたい1冊目が1番ノウハウと情熱が詰まっているらしい。この指摘はその通りかも。
インプットすること、学ぶことを習慣化すると、発信(書くこと、話すこと)に行き詰まらなくなる。
投資は資金・資本を投げると書く。
株式投資について、資金の少ない個人投資家は、発行株式数の少ない小型株式に投資すべき。買いが殺到した時に値段が釣り上がる。株の買い方は一度に資金を投入するのではなく、ピラミッド投資法で。
不動産投資について、築15年ぐらいが1番中途半端。減価償却も終わってるし家賃が下がる時期で、設備の修繕も必要になってくる。計画が立てにくい。
築浅は値段が高いから初心者には不向きかも。
やはり、家賃が下がりきっている築古ぼろ高利回り物件を探すのが初心者には良い。詳細をみるコメント0件をすべて表示