オランダの個別教育はなぜ成功したのか [Kindle]

著者 : リヒテルズ直子

• 平凡社 (2006年9月7日発売)

感想・レビュー・書評

[shunさんの感想 · 2018年4月17日]

ちょっと食い足りないかんじ

[urushinomayumiさんの感想 · 2016年12月30日]

「オランダの個別教育はなぜ成功したのか」
オランダのひとつの教育指針 イエナプラン教育に関する報告？
実際にオランダに住んでいる日本人の方が
自分の娘たちが受けたイエナプランや、その他の学校へ視察に行って、オランダの歴史や教育に関して書いている
すごく面白い！！
自主性、創造力や多様性を生かしていく仕組みがある。
「学び」に興味のある人の誰かに勧めたい
..
少し抜粋
「イエナプランにおける科学の学びとは、大人たちがすでに持っている知識を子供たちに伝達することではない、ということです。科学の知識そのものではなく、科学する心 すなわち 発見し観察し探究する心を育てることを、小さな年齢のときにこそ子供たちに教えなくてはならない、という強い信念があります」
そのための仕組み、在り方が具体的で驚く。

著者プロフィール

リヒテルズ 直子 Naoko Richters
九州大学大学院修士課程(比較教育学)及び博士課程(社会学)単位取得修了。アジア、アフリカ、ラテンアメリカ諸国に歴住後、1996年よりオランダに在住。オランダの教育及び社会について自主研究し、成果を著作・論考で発表。2011年3月、JAS(イエナプラン・アドバイス&スクーリング社)よりイエナプランの普及に貢献した人に贈られるエイル賞を受賞。「一般社団法人日本イエナプラン教育協会」特別顧問。日本での講演やワークショップ、シンポジウムのほか、オランダでは、日本人向けのイエナプラン研修や視察を企画・コーディネートしている。著書に『手のひらの五円玉 私がイエナプランと出会うまで』『祖国よ、安心と幸せの国となれ』(以上ほんの木)、『公教育をイチから考えよう』(日本評論社)、『今こそ日本の学校に! イエナプラン実践ガイドブック』(教育開発研究所)、共著に、『親子が幸せになる 子どもの学び大革命』『いま「開国」の時、ニッポンの教育』(以上ほんの木)など著書多数。子どもたちの「対話力、考える力」を引き出す『てつがくおしゃべりカード』『てつがく絵カード』(以上ほんの木)日本語版翻訳者。

「2020年 『イエナプラン 共に生きることを学ぶ学校』 で使われていた紹介文から引用しています。」