両親がコレラで他界し、一人になったわがままでひ弱な娘のMaryはYorkshireの叔父の家に引き取られます。そこで屋敷で働く人や庭、自然に触れるうちに、心も体も健康的になってきます。屋敷には秘密がありました。一つは庭。そこは叔父の奥さんが亡くなった時に閉鎖されたのでした。そして男の子Collin。彼は叔父の息子で、心も体も弱く、長生きしないと思われていました。Maryはこの屋敷の2つの秘密を見つけます。叔父の庭と息子に対する秘められた想い、生きる気力を失った息子Collin、横柄で誰からも好かれなかったMary。彼らが生き物が持つ神秘の力と天使のようなDickonとの交流により、強く優しい心が目を覚まします。庭は彼らにとって、命の源であり、母の愛そのものだったのかもしれません。