封印されたアダルトビデオ [Kindle]

著者 :
  • 彩図社
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感想 : 6
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感想・レビュー・書評

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    なかなか知ることがない、知り得ない内容で面白かった。封印されているのでなおさら。有名?なところではバッキー事件も取り上げられている。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%BC%E4%BA%8B%E4%BB%B6

    この業界にいると別世界すぎて麻痺してくるのかな?グレーから黒に飛躍する心理的ハードルが比較的低いのかもしれない。
    とてもよく調べられている印象ですね。

  • 全体的には、いろんなAVがあるね、というくらいなんだけど、最後でバッキー事件と著者の関係が語られるのが本書の白眉。当時近いところにいた人だからこその心情が吐露されている。
    9

  • 自己表現の限界に挑み、突き抜け過ぎたがためにお蔵入りになったアダルトビデオ作品のお話。
    最近のテレビや音楽は、売り上げに結びつけることだけが善とされ、表現の幅も規制で制限され、正直つまらなくなった昨今、この業界のエネルギーに圧倒されました。
    しかし、犯罪行為はいただけませんなぁ。
    障害者の性を描く章は、深く考えさせられました。

  • 諸々の問題があり、封印(発禁ないしは販売差し止め)処置をくらったAV作品に
    関するエピソード集。タイトルに思いっきりアダルトビデオと出ているが、エロ系
    を期待してる人はまず避けてください、な作品。

    まず、エピソードのチョイスが目次を読んだだけでヤバいと解るレベルのモノばかり。
    ご多分に漏れず、面白半分で入手してしまった僕なのだが、内容のあまりのエグさに
    戦慄を覚える始末。度を超えたSM、スカトロの類はもちろんのこと、芸能人檄似や
    自衛隊にまで話は及ぶ。とにかくヤバ過ぎ、読了後は恐怖しか残らない、という、
    恐ろしいドキュメンタリーである。

    正直、本屋でこの作品を見掛けたとしても、まず購入しなかったと思う。
    電子書籍というフォーマットがなかったらまず読むことはなかったと思うのだけど、
    コレは怖すぎる。ある意味で偏った成人男子を自負する僕ですら完全に引く。
    良い意味でも悪い意味でも強烈な作品である。

    取り敢えず男性な僕は、各所で言いようも無い嫌悪を覚えながらも読了してしまったの
    だが、これ、女性が読んだらどんな感想を持つんだろうか? ちょっと聞いてみたい気
    もする。

    気合い充分のドキュメンタリーを欲している人、是非ご一読を。
    本屋で買いにくい人は、電子書籍版をどーぞ。
    正直、そういうレベルには無い本だと思うけど。

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