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- / ISBN・EAN: 4988113763622
感想・レビュー・書評
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水を支配して独裁権力をふるうという設定が「マッドマックス 怒りのデスロード」をちょっと彷彿とさせる。あれも面白かったけれどアクションでは本作も負けていない。
主人公は、口ばかり達者なカメレオン。荒野の町に行き着き、話をでっちあげて保安官になる。町のものからは英雄呼ばわりされ、失われた水を取り戻すために立ち上がるのだったが……
ほかの登場人物ならぬ登場動物も、(クリント・イーストウッドそっくりの「西部の精霊」以外は)みんな汚らしくて醜いといってもいい動物たちばかりで、いわば物語の魅力のひとつをあえて捨てたようなものだけれど、それ以外の要素でよくここまで魅力的に作りこんだなと感心しながら見た。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
水を支配する町長一味と流れ者のカメレオンランゴ.動物たちによるアニメだがマカロニウェスタン風の画面に惹きつけられた.荒野の用心棒のクリントイーストウッドみたいな年老いた西部の精霊など色々面白かった.
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個人的には洋画などで、ストーリーについていけない時がままあります。
外国の習慣で、その説明がなされていない事によるものであったりするのです。
ただ、大筋には影響しないので、訳がわからなくなるようなことはあまりないのですが、今回もそうでした。
書くとネタバレになりますので書きませんが。
細かい事を気にしなければ十分に楽しくことができます。
アニメーション作品でよくある擬人化ですが、このレベルが高いですね。
それぞれの動物の特徴を良くデフォルメして、記号的によくありがちな擬人化がなされています。
カラスのネイティブアメリカンや、ガラガラヘビの悪漢、リクガメの町長など。
ほんとに昔からよくありがちなのに、それでも愉快です。
デフォルメといえば、動物達のデザイン・所作をを極端に描いています。
E・Tの造形など、初見の感想は大体みな一様に「キモ!」だったはずです。
しかし、映画の半ばまでくると、何故かそれがキュートに変わってくるのです。
あれはやはり、造形の妙なのでしょうか。
本作のヒロイントカゲも、最初はなんとブサイクなデザイン、と思ったのですが見慣れると非常に可愛らしく感じてきます。
最も主人公ののカメレオン@ジョニー・デップは最後まで今ひとつだったりもしますが・・・。
なんで、首が折れ曲がってるのか、気になって仕方がない。
全体的に「荒野の用心棒」をイメージして、小動物達に置き換えた大人の鑑賞にも耐えるアニメーションです。 -
井の中の蛙大海を知らず。ならぬ、水槽の中のカメレオン砂漠を知らず。
しかしなぜだか大活躍。
そしてキュートな仲間たち。 -
笑えた!
格好つけるカメレオン、最高! -
酒場の主がジャバ・ザ・ハットに似てた。
ストーリーはベタだが、アニメーションとしての出来は秀逸。 -
ケモナーにおすすめ。ガリバータイプというか、ヒーロになっちゃってばれてでも最後はヒーロになってという話だけれど、いやはやさすが動く動く。音楽もかっこいい。RDRをランゴのキャラでリメイクしてほしいぐらい。ジェイクかっけー。