演歌の虫 (文春文庫) [Kindle]

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  • 文藝春秋
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  • 1985年の直木賞受賞作品2作に他2篇収篇。コンプライアンス的にもう日の目を見るのが厳しそうな「貢ぐ女」「弥次郎兵衛」は論外としても、全4篇とも不倫絡みなのは本の構成として少し飽きたかも‥‥。

  •  
    ── 山口 洋子《演歌の虫 1985‥‥ 19880210 文春文庫》[Kindle]
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B009HO56D6
      直木賞《老梅 1985‥‥ 》収録
     
    (20231128)

  • 短編4話。貢ぐ女 /弥次郎兵衛 /老梅 / 演歌の虫。
    「老梅」「演歌の虫」は直木賞受賞作品。
    「貢ぐ女」「弥次郎兵衛」 は候補作品。
    どの作品もわびしさ、寂しさ、悲しさ、哀れさとともに誇りがある。

    「演歌の虫」レコードディレクターを作詞家・中村容子から見た話。朴訥で裏方とはこういうものかと思う。
    「老梅」ずっと旦那を待つ女の話。その誇りが羨ましくもあり哀れでもあり。
    「貢ぐ女」スナックのママが初めて男に惚れて貢ぐ話。貢ことの誇りが伺えて悲壮感がないところが良かった。
    「弥次郎兵衛」本妻と愛人の間で揺れ動く野球選手の話。

    (電子書籍 honto)

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