夫人探索 [Kindle]

著者 : 夢野久作

• 2012年9月27日発売

感想・レビュー・書評

[玻璃さんの感想 · 2020年2月26日]

天地否:自然の事を 自然の順序に考えていくと、万事が否定的のフン詰まりになる

#読了

[姫草ユリ子さんの感想 · 2017年2月21日]

「百万円あったらなぁ」と思っていたら遺産相続で本当に百万円手に入った。

当たり前のように豪遊し、当たり前のように使い果たした後に「私の百万円はどこへ行ったのだ」ととんちんかんな質問をする。

その中の一人に「あなたにふさわしい夫人を迎えれば百万円帰ってくるだろう」という変な弁護士が現れる。

間に受けて二人で探すが見つからず、野垂れ死にしました。と言う話。

アホか。

著者プロフィール

1889年福岡県に生まれ。1926年、雑誌『新青年』の懸賞小説に入選。九州を根拠に作品を発表する。「押絵の奇跡」が江戸川乱歩に激賞される。代表作「ドグラ・マグラ」「溢死体」「少女地獄」

「2018年 『あの極限の文学作品を美麗漫画で読む。―谷崎潤一郎『刺青』、夢野久作『溢死体』、太宰治『人間失格』』 で使われていた紹介文から引用しています。」