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感想・レビュー・書評
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アイディアメモの羅列ですが、夢野久作先生レベルになるとアイディアメモも面白い。
私も小説を書けないながらもアイディアメモくらいは執筆できるでしょうか?それを作品として成り立たせるには斬新な発想力が必要ですね。
『三四郎』な人生論
夢野久作全集2【ReadingX】(後半)
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折角だから、これをもとにしたお話を誰か書いてくれないもんかな。
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夢野氏が「素晴らしい探偵小説が書きたい」と嘆きながら、様々な構想を巡らし、最終的に「・・・・・・・ハテナ・・・・・・・。俺は一体、何を書きたがっているのだろう」に帰趨するエッセイ(?)。どの例も短編なら読んでみたくなりますね。「トロツキー&レニン」のやつと「傴僂の棺桶開き」は面白そう。
『ドグラ・マグラ』は彼が「書きたかったもの」らしいけど、そこに辿り着くまでに多くの懊悩があったんだろうな・・・・・・・。 -
著者が試しにこんな作品を書いてみたいという梗概のようなものをいくつか並べこれはどれも探偵小説とは呼べない。自分は一体なにが書きたいのだろうという随筆。ではないが、自分が書いてみたいことに素直であるということは読んでいて参考になる。
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書けるものなら、書いてみたいなこんな探偵小説!
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ミステリーは読まないので詳しくないですが、こんなところで端書にするにはもったいない、ぜひともそのまま小説にしてほしかったなぁって思える設定ばかりでした。面白いけどもったいない!設定だけでは物語は書けないもの?作家さんの気持ちが垣間見えるエッセイなのかもしれません。