- Amazon.co.jp ・電子書籍 (224ページ)
感想・レビュー・書評
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・キャノン電子の社長である酒巻産が空いた本。
・「リーダーを目指す人は自己犠牲の精神をもって・・・」とか、「役員になるまで夏休みを取ったことがなかった」等とあり、一見「古い考え」と思われるかもしれないが、
リーダーはやはりそういう側面もあるし、そうだからリーダーになるのだと思う。
・経験に基づく本は、やはり伝わってくるものが違う。
HardThingsや、ライフネット生命の出口さんの本に通じるものがあると感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
■書名
書名:リーダーにとって大切なことは、すべて課長時代に学べる
はじめて部下を持った君に贈る62の言葉
著者:酒巻 久
■概要
キヤノン電子を利益率10%超の優良企業へと成長させた酒巻社長の
仕事力は「課長」時代に培われた。現場のリーダーであるこの時
期に、自分を厳しく鍛えた人だけが、会社を率いる人へと成長でき
る。経験に裏打ちされた実践的ヒントが満載の一冊。
(From amazon)
■気になった点
・何より大事なのは、自分自身だ。自分に実力がなければ昇進は
難しいし、部下はついてこない。だから、常に自分を成長させ
続ける事が大事。
・自分のやりたい仕事をするには、上司に味方になってもらうのが
一番効率がいい。
・優先順位は、
1.自分自身
2.自分の上司
3.部下
4.同僚、他部署
5.外部の取引先
である。これを間違えると、良い管理職にはなれない。
・目標とは、言い換えれば「夢」である。
・否定的な反応には、「なぜ、できないと思う?」とその理由を
聞くことである。出来ない理由が分かれば、それを取り除く方法
を考えればいいわけで、そうすれば「なるほどできるかもしれない」
と部下をその気にさせることもできるからだ。
・売り上げの80%を稼いでいるのは、成績が上位の約20%の社員で
ある。
・部下が伸びる4要素。
・自分の夢があるか
・仕事に対する積極性があるか
・やり遂げる執念を持っているか
・素直に反省できる謙虚さがあるか。
・部下の観察では、言動、声、表情、歩く姿、姿勢に注目する。
特に「帰り際の後ろ姿」は要注目だ。帰り際は、仕事からの
解放感で気が緩む。その人の本音や、胸の内が現れやすい
のだ。
・観察ノートは、最低3か月続けるといい。