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感想・レビュー・書評
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駆け落ちして家庭と郷里を捨てた主人公の苦悩。死にたいくらいに苦しいわけでもない、これ以上幸せにも不幸にもなりそうにない。生殺しのような状態が延々と続く苦しみ。そんな印象。
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オーソドックスな身辺を描いた作品。人の気持ちを描いていてこれはこれで味わいがある。こういうのがあるから前衛も機能するという意味で読んでおいていいと思う。やりきれないというかな。まぁ本人の優柔不断であるとか力不足なんだけどそれで人を巻き込んでしまっていて悩むっていう。救われる人は幸せなのかもしれない。学んでしまえば何もないからね。
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「私小説」であるらしい。
自虐というにはおかしみはない。
むしろ傷つくために書かれた「自傷小説」とでも呼びたくなる。
書くことが一つの救いだったのかも。
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