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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (19ページ)
感想・レビュー・書評
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曇天文庫でその他18篇をまとめたものを読了。短編探偵小説とあって、電子書籍にはちょうどよいボリュームだが、全部一気に読むと胸焼けする。
最初の何篇かは、名探偵青山喬介が活躍する、日本版ホームズというところか。だいたい名前からしてどこぞの有名探偵をもじったのか?というもの。
全体に、科学的な検証を主にしているのもあって、辻褄がしっかり合っているし、ほれたはれたや大人のしがらみなんてのは気にしなくて良い。初出が「新青年」が多いので、今の高校生くらいがターゲットなのかな。
ただ気になるのが、盛り上がりかけたところで早々に事件の真相を語ってしまうので、ホームズばりにもう少し"タメ"が欲しい作品が多い。
でもまあ、古典純文学が多い青空文庫の中では、とっつきやすい作家の一人かと思います。電子書籍端末をお持ちの方は、ぜひダウンロードして読んでみて欲しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
結果オーライ、て感じですね。
他にもどんな推理でも成り立ちそう。
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