別れたる妻に送る手紙 [Kindle]

著者 :
  • 2012年10月4日発売
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 8
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (81ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 梯久美子「愛の顛末 純愛とスキャンダルの文学史」を読んで、近松秋江の私小説を読んでみようと思い、何作品か読もうと思った1作目。

    奥さんに捨てられ、お宮さんという娼婦に入れあげる話なのだが、徳田秋声「仮装人物」同様、どうでもええわい、勝手にせえと言いたくなる。

    あと何作か読めるかな。内容が内容なので、読みやすいといえば読みやすい。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

(ちかまつ・しゅうこう)1876~1944
岡山県生まれ。本名は徳田浩司。初め徳田秋江を名乗ったが、敬愛する近松門左衛門にちなんで改めた。東京専門学校(現在の早稲田大学)在学中に「読売新聞」の文学合評に加わり文筆活動を開始。卒業後は博文館、東京専門学校出版部、「中央公論」に勤務するも、短期間にとどまる。小説家としては『黒髪』の連作や『別れたる妻に送る手紙』などの「情痴小説」の書き手として知られる。また大正末期には『子の愛の為に』をはじめとする「子の愛物」を執筆。昭和に入ってからは『水野越前守』などの歴史小説も執筆した。随筆、紀行文も数多く手がけている。

「2022年 『小説集 徳川家康』 で使われていた紹介文から引用しています。」

近松秋江の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×