るろうに剣心―明治剣客浪漫譚― モノクロ版 28 (ジャンプコミックスDIGITAL) [Kindle]
- 集英社 (1999年11月4日発売)
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感想・レビュー・書評
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和月伸宏『るろうに剣心 28』は最終巻。雪代縁との戦いに決着がつく。神経が発達したことが防御にはマイナスになる。本作品は二重の極みなど物理的には成り立たない話があるが、あり得そうという説得力がある。魔法や超能力が存在する全くのファンタジー作品とは異なる。
呉黒星(ウーヘイシン)は良いことなしのキャラクターである。志々雄一派に佐渡島方治がいたように組織には冷徹な補佐役が必要である。それでも縁が薫の命を救うという物語としては意味のある役回りをした。よくできた物語である。
『るろうに剣心 28』には読み切り短編「メテオ・ストライク」も収録されている。これは中学生が主人公。不良に対して「まずそのいかにもって不良ファッションから恥を知りなさいよ」。既に昭和のヤンキーが恥ずかしい風俗になっている。
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