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- / ISBN・EAN: 4933672240688
感想・レビュー・書評
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パリのラ・サンテ刑務所で脱獄計画を立てていた4人の男たち。
ある日、ガスパールという男が入所してきて、初めは警戒するも彼を脱獄計画のメンバーに入れて穴を掘り進めるのだったが・・・。
これは面白い!!
ストーリーもシンプルで大した展開も特に無いのですが、緊迫感が半端なく、全く飽きさせない!!
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結末は非常に現実的であった。ガスパールは一時確かに仲間と穴を掘り脱獄することを心から楽しんでいた。今までほとんど悪いことをしたことのない人が、本気の悪を目の当たりにして興奮し経験してみたくなるな。しかし、配管工に対して暴力を振るったり、所長から「いい青年」と何度も評されることで、凶悪の人間と徐々に溝ができ、最終的にはやはり「いい青年」の枠から出ることはできず、仲間を裏切らざるを得なかった。調子がいいやつというか、ロランが言うように情けないやつと言われるのも無理はないが、何もせずに釈放される人が、いくら楽しくて仲間意識が芽生えたといえども、わざわざ罪になるようなことをするのは、やはり愚かだと思う。そういった意味で、ガスパールの決断は現実的であったと思う。一時の感情に任せて本当の悪人になっても仕方がない。
穴を掘る際の大きな音や、監視の目を盗んで地下を徘徊するシーンの緊張感は凄まじく、またガスパーナを投入したことにより、共感を得やすく途中で飽きることのない映画であった。 -
終わり方がな~。手作業に時間を割いてあったのでリアリティがあり、調達などですごい道具が出てきた訳ではないところが良かった。ゆっくり進むが観てしまった。