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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (409ページ)
感想・レビュー・書評
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ユートピア設定としてはなかなか面白く興味深いものがあったが哲学的な側面は薄く、冒険ドラマの色味が強い。
技術的進化のアイデアが丹念に散りばめていてそこは面白いし純粋に先が気になり読み進めたが軸もオチも極々シンプルなもので単純に娯楽作品な趣きだった。ディテールこそ個性的だが重要点はありふれたものである。簡単に言えばここまでアイデアを広げたのにと思うような物足りなさが残った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
100de名著を通して本作を知り、読みました。
夜のとばりに抗って
ラストのフレーズが、なるほど見事でした。 -
今まで読み始めては挫折していたけど、ようやく読了。以前、読もうとしていた時はイメージし辛かったダイアスパーが今とてもリアルに感じられた。人類がどこに向かっているのか。そもそもどこにも向かってないのか。考えるだけ無駄なことに思える、そんな葛藤が物語を通して感じられた。