- Amazon.co.jp ・電子書籍
感想・レビュー・書評
-
文書が多いので、読み物として楽しめました。
普通の使いこなし本とは一味違っていて良かったです。
既に使ってる人も読んでみると新しい発見が多く役立つと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「至福の活字シャワー」
キンドルとは「電子書籍」というシステムそのものーといい、種々の電子書籍リーダーを試した上でKindleを知り尽くした著者による新たな読書生活への誘い。
昨年末、念願のkindle paperwhiteをようやく購入。その際、特典として1980円分の書籍ギフト券がついてきた。券の利用により漱石や芥川の全集とともに購入した本書。これは大当り。電子書籍の何たるやから自作本の販売まで、自分のような初心者から上級者向の情報までが、本を愛する著者によって網羅されている。
本書が信頼できると感じたのは、決してKindle万歳なのではなく、長所と短所がきちんと挙げられているところ。読者はこれを見較べてKindleを利用するにあたり、その長所のどんなところが自分の読書生活とマッチするか、短所の何が譲れて何が譲れないか判断する材料を得ることができる。
何にも増して目からうろこだったのはKindleは書籍ではなく「読書システム」というところ。本書を手にするまでは自分の中ではKindleは複数の本が読める、電子の、あくまで「書籍」だった。でも違うんですね。
Kindle というシステムを利用して一冊の本を購入すると、膨大な本を有するAmazonのクラウドから、著者流にいうとその本が「落ちてくる」。その時受け皿となるのが、Kindlepaperwhiteだが、実はこれは読みやすさ、購入の便利さ、蔵書管理のしやすさにポイントを置いた端末のひとつに過ぎない。読書する時間や場所に応じてスマホやPC、購入した本は同様に「落ちて」きてしおりも同期されるのでいつでも続きが読めるのだ。
それにしても「本が空から落ちてくる」って夢があっていいなー。本書読了後の自分のイメージとしては、Kindleで本を買うと、電子書籍は実個体として体をなしていないので、その本で使われているすべての活字がざーっと降ってくるという感じ。ちょっと過激だけど、活字シャワー。至福。 -
kindle好きが、kindleを使った読書術について述べた本。
iPadでkindleアプリを使っており、特に不自由はしていないが、少しkindleも欲しくなる内容。