シュガーズ (やまもり三香) コミック 全6巻完結セット (マーガレットコミックス)

著者 : やまもり三香

• 集英社 (2011年3月25日発売)

感想・レビュー・書評

[ichihuyuさんの感想 · 2017年12月23日]

少女漫画で群像劇って結構珍しい気がしました。
やまもり先生の絵柄はいまのほうが好きなので、
正直最初は絵柄が気になってしまった部分もあったんですが、
徐々に引き込まれました！
読めば読むほど世界観というか登場人物に深みが増していって、
なかなか面白かったです。
ただ恋をして報われて幸せになるだけじゃなくて、
中には片思いでおわったり、
両想いになっても別れたり、
好きな人が変わったり…
タイトルの「シュガー」（砂糖）のように甘い話だけでなく、
ほろ苦い話が多かったのが好きでした。

結局自分が応援していたキャラクター同士がくっつかなかったり、
そういうところもリアルかなあ…と思いました。

自分が好きだった（応援していた）CPは、
あやねと白河弟
エマと柳弟
桜と藍
杏と利一
でした。

いろんな形の恋愛があって、
読んでいて恋愛っていいなと思わせてくれる作品だと思います。

著者プロフィール

漫画家。おもな作品に『ひるなかの流星』（マーガレットコミックス）、『椿町ロンリープラネット』（マーガレットコミックス）『うるわしの宵の月』（講談社コミックスデザート）などがある。