<初回生産限定>帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ 超全集版 [DVD]

監督 : 加藤弘之 

出演 : 鈴木勝大  馬場良馬  小宮有紗  松本寛也 

• TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

感想・レビュー・書評

[suwaro(スワロ)さんの感想 · 2014年10月2日]

『特命戦隊ゴーバスターズ』のVシネマです。『帰ってきた』とありますが、内容は本編のその後を描いた話ではありません。時系列としては、作中の日時から考えると恐らく本編の44話と45話の間の話です。

大晦日に突然やってきた大魔王アザゼルによって、ゴーバスターズとバディロイドが全滅してしまい、死者100万人目となってしまったチダ・ニックが、死後の世界で本編のとある人物にそっくりの神様からアザゼルを倒す以外で、どんな願いも叶えてもらう権利を得ます。そこでニックは13年前のメサイアの暴走がなかった世界を望み、その世界へ行くというストーリーです。

パラレルワールドのゴーバスターズである『動物戦隊ゴーバスターズ』という展開に驚きましたが、本編と同様に強く視聴者に訴えかけるものがあり、終盤のニックと神様のやり取りやラストでの『動物戦隊』とのやり取りが印象的でした。

『動物戦隊ゴーバスターズ』のオープニングもあり、時間の都合上飛び飛びではありますが、話数・タイトルもついて、きちんと『動物戦隊ゴーバスターズ』の世界が展開されていました。最初は『特命戦隊ゴーバスターズ』とは異なる演出や作風に多少戸惑いましたが、キャストの方々の熱演に引き込まれていきます。声優の方々が少しですが、顔出しで出演されていたり、『動物戦隊ゴーバスターズ』の新戦士が登場するなどVシネマならではの見どころもあって面白かったです。超全集が読みたくて購入しました。写真など若干詰め込みすぎな所はありますが、全ての登場人物やアイテムが掲載されており、情報量が多いです。
ストーリーの1話ごとの紹介だけでなく映画やVシネマの内容も網羅されています。また巻末に短めながらも脚本の小林靖子氏とプロデューサーの武部直美氏の対談が掲載されていて全体的に満足しました。
事前にレンタル版を視聴し、作品自体が面白かったので購入を決めました。
しかし関連書籍だけが欲しい人はいると思うので、あまり懐に優しい売り方とは思えませんでした。

[かすみさんの感想 · 2013年12月2日]

どちらかと言うと大きなお友だち向けDVD。
動物戦隊の破壊力たるや凄い。そして何よりその主題歌がｗｗｗ
超全集は相変わらず良い資料集。
DVD抱き合わせじゃなく単体で出してくれればいいのに……。

著者プロフィール

加藤 弘之（元神戸大学大学院経済学研究科教授）

「2020年 『新・図説　中国近現代史〔改訂版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」