ユーロの正体 通貨がわかれば、世界が読める [Kindle]

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  • 幻冬舎
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  • ユーロ、を軸に経済の基本ワードを解説している本。ギリシャ危機あたりの時代の話が中心なのでここからブレグジットまでをさらに妄想して読めれば楽しい。わりと知ったかぶりの人がちゃんと読むといい知識になりそう。

    メモ
    円高は日本の輸入に対して大きな打撃をうける。
    超円高の時期が続き、日本はデフレになり苦しむ。名目GDPも下がり続けている。
    金融政策の真の目的は自国に景気を調整するため
    日本銀行が通貨量を制限すれば世に出回る通貨が減り、景気を悪化させれる。その逆もまたしかり。
    ユーロは自国単体での金融政策ができなくなったことを意味する。
    ユーロはもともと各国の行き来を自由にすることで安定させることが狙いだった、ユーロとして強い組織をつくろうとしたがそこまで行き来、移民は増えず。ドイツが引っ張る形。
    深刻な不動産バブルの発生したスペインやギリシャで財政危機が起きた。

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著者プロフィール

エコノミスト、丸三証券経済調査部長
1965年生まれ。東京大学経済学部卒業。大和総研経済調査部、富士投信投資顧問、クレディ・スイスファーストボストン証券会社経済調査部、ドイツ証券経済調査部シニアエコノミストを経て、丸三証券経済調査部長。『脱デフレの歴史分析』で第1回河上肇賞、『恐慌脱出』で第1回政策分析ネットワーク賞受賞。

「2018年 『デフレと戦う――金融政策の有効性』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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