マネーの拳(7) (ビッグコミックス) [Kindle]

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  • 7巻のタイトルは「謀反の芽…」
    株式上場が成り、会社はワンステップ上がる。
    それに伴い各分野の優秀な人材が入って来て、
    会社を牽引するようになる。
    創業メンバーは新加入の者に押され、
    居心地の悪さを感じ始める。
    自分の居場所が失われると危機感を覚える。
    大企業・一ツ橋商事の井川も
    相変わらず復讐の執念を燃やし、
    いろいろと仕掛けてくる。
    内部闘争。さてどうなることか。

    本巻でいいなと思ったのは上場セレモニーのシーン。
    テレビニュースで、
    話題企業の上場模様を見かけることがある。
    正装に身を包み、証券会社の鐘を高らかに鳴らす。
    これまで何の想いも感じなかったけれど、
    いつかあの場に立ちたいと感じた。
    漫画の中で登場人物たちとともに、
    会社を作ってきた共感もある。
    それに加え、自分の中にそうした
    欲や目標が芽生えてきたのだと思う。

    上場はすべてがバラ色というわけではない。
    経営はガラス張りとなり、
    不都合な事実も明らかにされる。
    世間の目にさらされることになる。
    自分にその覚悟があるかなあ。
    そうした厳しい目が
    さらなる成長を促すことにもなる。

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著者プロフィール

1958年生まれ、岩手県北上市出身。明治大学政治経済学部卒業。
代表作に『ドラゴン桜』『インベスターZ』『エンゼルバンク』『クロカン』『砂の栄冠』など。
『ドラゴン桜』で2005年第29回講談社漫画賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。
現在、「モーニング」にて『ドラゴン桜2』を連載中。

「2023年 『アルキメデスの大戦(32)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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