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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (322ページ)
感想・レビュー・書評
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ドラキュラの現代版的な物語。ドラキュラというほど血生臭くはないが。廃退的な香りがする物語。独特の世界観。思春期の女の子の甘酸っぱい初恋のにおいをさせつつ憎しみ、戸惑い、絶望など様々な感情がうずまく。「ひとりでとり残されるほどつらいことはきっとないんだから」永遠ともいえる生を得て、パートナーもいるマリアですらそんな感情を抱くのであれば、蓮の想いはいかほどに。「でもこんなに長く生きても幸せってどんなもんか知らない気がする」蓮が何を思い、誰を想っているのか。
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再版で表紙が変わった!やったー!!と思ったら電気書籍版だけかー。紙でも再版してほしいですが、今の世知辛いご時世だと難しいのかな…。
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