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- / ISBN・EAN: 4988126207748
感想・レビュー・書評
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2008年 日本
監督:犬童一心
原作:大島弓子『グーグーだって猫である』
出演:小泉今日子/上野樹里/加瀬亮/森三中
いわゆる24年組と呼ばれる少女マンガ家さんの一群の中では、私はやはり萩尾望都と竹宮恵子の作品にいちばん親しんだので、大島弓子にはさほど特別な思い入れはなかったりします。少年をモチーフとした作品の多かった前者に較べて、大島さんは「少女」視点だったからかなと思うのですが、にもかかわらず、これ、かなりグッとくる映画でした。犬童監督は、やはり人間に対する視線が温かいのと、大島作品が好きなんでしょうね、確か『金髪の草原』も映画化してましたし(テレビで見たのでうろ覚えですが)原作者への愛情を感じます。
単純に、いち少女マンガ好きとして、上野樹里ちゃんが「四月怪談」を読んで号泣するシーンとか、それだけで無闇に泣けてきちゃうし(私は四月怪談ではそんなに泣かなかったけど、漫画を読んで、人生観が変わるほど号泣した経験はたくさんあります)そういう無数の小さな共感が、ちりばめられて作品が成立しているのかなと。
上野樹里ちゃんはべらぼうに可愛くて、森三中の3人も愉快で、キョンキョンも大人の女優さんとして成熟した演技で、キャスティングも良かった。樹里ちゃんの彼氏役の平川地一丁目(弟)は、もとが役者じゃないだけに棒読みでいただけませんでしたが・・・
余談ですが24年組は独身の作家さんが多かったと思うんですが、猫の去勢手術で悩んだりしてた「麻子さん」が腫瘍で自分の子宮を摘出しなくてはいけなくなるくだりは、あまりにも皮肉。天才の遺伝子は作品の中でのみ生きて、現実には一代で絶える宿命なのでしょうか。
(2009.01.07)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ずっと岩館真理子と思って見てた。大島弓子じゃないか。途中で観るのをやめて返却した。キョンキョンの服装は可愛かったけど。
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意図のまったくわからない展開もあるが
全編通して、ねこがかわいかった
ねこがかわいい
ひたすらねこを愛でるための映画 -
吉祥寺の街並みの撮り方とかねこのかわいさとか加瀬くんののらりくらりとした役柄がよかった
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くそ映画。
くそつまんなかった。
森三中がよかっただけw
小泉今日子、みてるとイライラするんだよ。