あの頃映画 松竹DVDコレクション 「彼岸花」

監督 : 小津安二郎 
出演 : 佐分利信  田中絹代  有馬稲子  久我美子  佐田啓二 
  • 松竹
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105066625

感想・レビュー・書評

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  • 構図から配色まで全てが計算されていて、美しくお洒落です。
    ストーリーは今の感覚からするとまだまだ封建的だけど、当時としては時代の流れを如実に表現していたんだと思います。

  • 小津安二郎 すごいと聞いたことはあるけど、観たことはない。

  • 娘が自分の相談なしに結婚の約束をしていたと知った父親は激怒、ふたりの結婚に反対する…。

  • 解説:

    里見とんの小説を、小津安二郎・野田高梧のコンビが脚色したもので、結婚期にある三人の娘と、容易に意見の合わないそれぞれの家庭の親とを描いたもの。

    「東京暮色」以来一年ぶりに小津安二郎が監督し、「若い広場」の厚田雄春が撮影した。

    山本富士子の他社初出演をはじめ、有馬稲子・久我美子・佐田啓二・佐分利信・高橋貞二・桑野みゆき・笠智衆・渡辺文雄という豪華な顔ぶれである。

  • 良作だが「東京物語」には遠く及ばない。嫁にやりたい、けどやりたくないという親の矛盾している心境をうまくとらえている。幸せになって欲しいという思いにブレはないのだが。

    あの両親から有馬稲子は産まれないとツッコミたくなった。

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著者プロフィール

1903年東京深川に生まれる。1923年、松竹キネマ蒲田撮影所に撮影部助手として入社。大久保忠素組の助監督を経て1927年、時代劇『懺悔の刃』で監督デビュー。以来1962年公開の『秋刀魚の味』まで、全54作品でメガホンをとり、サイレント、トーキー、モノクロ、カラーそれぞれのフィルムに匠の技を焼き付けた。1963年腮源性癌腫により死去。1958年紫綬褒章受章、1959年芸術院賞受賞、1962年芸術院会員。作品『生れてはみたけれど』(1931)、『出来ごころ』(1933。以上、松竹蒲田)、『戸田家の兄妹』(1941)、『晩春』(1949、芸術祭文部大臣賞)、『麦秋』(1951、芸術祭文部大臣賞)、『東京物語』(1953、芸術祭文部大臣賞、ロンドン映画祭サザランド賞、アドルフ・ズーカー賞)、『早春』(1956)、『東京暮色』(1957)、『彼岸花』(1958、芸術祭文部大臣賞)、『秋日和』(1960、芸術選奨文部大臣賞。以上、松竹大船)、『宗方姉妹』(新東宝、1950)、『浮草』(大映、1959)、『小早川家の秋』(宝塚作品、1961)ほか。

「2020年 『小津安二郎「東京物語」ほか【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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