企業システムのためのパブリッククラウド入門 主要ベンダ11社を徹底紹介 Cloud シリーズ (Cloudシリーズ(NextPublishing)) [Kindle]
- インプレスR&D (2013年3月29日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (188ページ)
感想・レビュー・書評
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2013年当時、パブリッククラウド黎明期の雰囲気が分かる。とは言え当時からAWSが圧倒的だったようだ。他のクラウドはAzureとGCP(どちらも現在は名称が違うが)以外ほとんど知らなかた。調べたらまだサービスは継続しているらしい。どういうところにニーズがあるのか想像がつかない。今となっては細かいスペックは読んでも意味が無いので読み飛ばした。
・AWS
・Force.com
・Microsoft Windows Azure
・IIJ GIO
・SmartCloud Enterprise
・Coundn
・ニフティクラウド
・BIGLOBEクラウドホスティング
・IDCフロンティア
・Google クラウド詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今はクラウド時代である。パブリッククラウドは、従来のオンプレミス利用と比較し、物理的なインフラストラクチャーの構築・管理・運用の手間から解放する。また、柔軟性・拡張性・冗長性の観点でメリットが得られる。ビジネスの変化に迅速に対応できることがクラウドの大きな利点である。数日で環境を構築することも可能になる。昭和の日本型組織が無駄な会議を重ねている間に先進的な組織はデプロイを完了してしまう。
クラウドの活用によって構築からサービスインまでのスピードやトータルコストの観点で大きな差を生むことができる。それによって浮いた人的リソースをデータ分析や顧客エクスペリエンスの向上など価値創出に向けた取り組みに割くことが可能になる。AIや機械学習の利用も珍しくなくなった。クラウドをビジネスに活用し企業競争力を高めることは、全ての企業で重要な経営課題となっている。