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感想・レビュー・書評
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本の世界を覗くと広くて豊かな世界が広がっています。草子は家庭環境が大変で、引っ込み思案な性格ですが、本好きが縁で古本屋に居場所を見つけました。絵が下手で、言葉の使い方にクセがあって、読者を選びます。初めは抵抗感がありましたが、後半から、慣れと物語の広がりで面白くなりました。「李陵」とか読んだと思うけど、すっかり忘れてますね。
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本の虫、草子。本を読んでいる間は呼吸をして生きていられる感じはわからなくもなく。「「生きる」をあきらめない強さはどんな時代にも「人生」を作り上げるための大事なスパイスのような気がするよ。」草子の行動は褒められた行動ではないけど許容する古本屋の店長の懐の深さが暖かい。「西行の本棚は西行の歌集「山家集」から広がって行く波紋が次々と色んな本が生み出した波紋と干渉し、混ざり合い西行という大きな海が見渡せるようになっていた」本が本を呼び世界を広げる。そんな読書ができると幸せだ。
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本好きにはたまらない1冊です。読書に対する思いが満ちあふれています。
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