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感想・レビュー・書評
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http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B00CI4JWY6
── 本田 悦朗《アベノミクスの真実 20130424-0501 幻冬舎》Kindle
本田 悦朗 内閣官房参与 195501‥ 和歌山 [2012‥‥-/静岡県立大学国際関係学部教授
── 《新報道2001 20130901 07:30 フジテレビ》
空似 ~ どーしてそんなに似てるのか? ~
ともに、東大法学部卒、大蔵省出身。
黒田 東彦 日本銀行総裁31 19441025 福岡 /[20130320-20180319]/アジア開発銀行総裁/一橋教授
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20130205
銀が泣いて去る ~ さらば、十人の金融相 ~
(20130901)
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著者は阿部内閣官房参与。インフレ予想を起こすほどの通貨を供給できていない金融政策の不十分さが、日本のデフレの本質だとする。
本書は安部総理公認だ。
【アベノミクス】
1.第一の矢 大胆な金融政策によるデフレ脱却戦略
・デフレ・インフレは貨幣的な現象。モノやサービスの提供に比べて通貨の供給が少なければ、通過の希少価値が増し、デフレになる。
・ベースマネーと呼ばれるものを思い切って増やす金融緩和>リフレ政策
・インフレ率は通貨供給量(マネーサプライ)で決まるという素朴な「貨幣数量説」に、期待または予想の働きを組み込んだ、きわめてオーソドックスな経済理論に基づく主張。
・2%のインフレターゲット
・アベノミクスは金融政策を使って、投資家、企業経営者、消費者のデフレ予想を2%程度の緩やかなインフレ予想に転換することを目指す。
・予想インフレ率と実際のインフレ率の時間差は半年。
・新生日銀の政策は量的・質的金融緩和>消費者物価2%上昇の目標を「2年程度の期間を念頭において、できるだけ早期に実現する」
・問題はインフレ予想ができるかどうかにかかっている。
2.第二の矢 機動的な財政政策
・その柱の一つが公共投資
・国土強靭化計画、10年間で200兆円+民間投資。
3.第三の矢 民間投資を喚起する成長戦略
・成長戦略が働きかけるのは、主に企業などのモノやサービスの供給側。その意味で「供給側政策(サプライドサイド・ポリシー)」と呼ばれる。これに対して金融政策や財政政策は消費や投資といった需要側に働きかける政策なので「需要側政策(ディマンドサイド・ポリシー)」という。
・規制緩和(最重要)
・国営企業の民営化
・投資減税
・教育による人材育成
・貿易の自由化
・成長分野への財政支援
・エネルギー政策