入門Puppet - Automate Your Infrastructure [Kindle]

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  • 2013年4月29日発売
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感想・レビュー・書評

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  • 自分が以前にpuppetを触っていた時には本当にサワリの部分だったんだなと痛感。第21章の「システム構築におけるあらゆる状況を、可能な限り...(略)「コード」によって可視化していくこと。」に目からウロコでした。

  • Puppetには社内勉強会で基礎の基礎だけ触ったことがあり、その便利さに感銘を受けました。その後、もっと勉強したいという気持ちはあったものの、なかなか先に進まずにいた頃この本が出版されました。

    Puppetは「システム状態をコード化する」ことでシステムの構成を管理していきます。手作業でインストールや設定などをするのに比べて、コードで記述することで再現性がありますし、ドキュメントで手順管理するのと比べて実際の設定との乖離を防ぐのに有効です。

    本書は著者が実際にPuppetを勉強してきた経験に基づいて書かれており、必要な事柄がコンパクトにまとめられていること、そして、Puppetのような自動管理ツールをなぜ使うのか、そのモチベーション、たとえば、

    ・変化に柔軟、かつ、継続的に対応するため
    ・冪等性(構築手順を何度実行しても、そのたびにシステムが同じ状態に構築される)を確保するため
    ・など…

    をはっきりと示してくれている点がとてもよいところだと感じました。


    この本を読んで、実際に動かしてみることで、Puppetのマニフェストを最低限読み書きできるチカラがつくような気がしますし、わからないことはリファレンスを参照すれば自分で学習できるレベルまで読者を持っていってくれるような、素晴らしい本だと思いました。文章も読みやすくてさくっと読み終えることができました。

    あと、副産物としてVagrantやserverspecの素晴らしさも実感できてよかったです。

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