1942年ミュンヘン生まれ。1963年から短編映画を製作しはじめ、何度も世界の辺境を旅して回り、人間と自然の壮大なドラマをテーマに野心作を次々に発表。ヴィム・ヴェンダースらとともに〈ニュー・ジャーマン・シネマ〉を代表する映画監督として高い評価を受けている。主な作品に『アギーレ・神の怒り』、『カスパー・ハウザーの謎』、『フィツカラルド』、『ノスフェラトゥ』、『彼方へ』、『世界最古の洞窟壁画3D 忘れられた夢の記憶』、『歩いて見た世界』などがある。監督業のほか、俳優としても活躍。本書は1978年に刊行され、ザルツブルク文学賞を受賞した。
「2022年 『氷上旅日記[新装版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」