- Amazon.co.jp ・電子書籍 (170ページ)
感想・レビュー・書評
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英語を勉強するモチベーションが上がるかなという思いと、電子書籍で安かったので読んでみた。
TOEICの試験問題の中の世界が舞台になっている。現実とは違う、奇妙な試験問題の設定を面白おかしく小説の形にしている。主人公はグプタという、試験問題に出てくる人物の名前。
TOEICの問題にはパターンがあり、試験対策でそれが役立つ時がある。試験勉強の為だけでなく、単純にクスッと来るようなものもある。どれも言われて見ると、確かにそうだと気づき、面白い。
・飛行機は必ず遅れる。
・コピー機は頻繁に故障する。
・図書館はいつも改装中。
・電話番号には、必ず555という数字が含まれる。
・世界には老人と子供がいない。
・アルコールやタバコは存在しない。
・重い病気や大怪我を経験した人は存在せず、犯罪が起きることもない。警察も存在しない。
ただ、この本がTOEICの勉強に役立つかと言うと、そんなことはなさそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
試験問題内が舞台になっている小説。しかし、何が云いたいのかわからない。もちろんこれでテストの点数が上がる訳がないでしょ。そして安易なつくり、確かに表現内容はおもしろいがこれでは何のテストでも作れてしまう。なんか騙された感がするのは自分だけか。
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TOEIC受験者なら誰でも知っている小ネタから、マニアックな内容まで、TOEICに関わる様々な謎と、対策がちりばめられている小説。
マニアには受けるけれど、一般受けはしないかも。