健康常識にダマされるな! 誰も教えてくれなかった「通説」のウソ・ホント (SB新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 読みっぱなしではやっぱりいけない。
    まとめてみて、いい復習ができた。

    〈本から〉
     ・コラーゲンを食べても、すぐに肌の張りやツヤは
      良くならない。

     ・大腸はつるつるなので、宿便の隠れ家はない。

     ・赤ワインはグラス2杯までが適量でカラダに
      プラスに作用。お酒に含まれるアルコールは
      毒性が高く、強い発がん性があります。
      適量なら良いが、健康のために飲む必要はない。

     ・体内時計の働きで14時頃に眠気が高まる。

     ・ブルーベリーを摂るだけで目が良くなるという
      十分なデータはない。
     
     ・血液のpHは食べ物に左右されない。

     ・人種による消化管の長さに大きな差はない。

     ・(たまごは)LDLコレステロール値が正常で
       あれば2個以上食べてもOK.

     ・日本人には普通に食べても太りやすい体質の
      人が多い。

     ・糖質、脂質、タンパク質の3大栄養素のうちで、
      プラス思考で増やしたいのは、タンパク質。
      タンパク質は古くなると機能が低下するので、
      その力を100%発揮させるために常時
      新鮮なものと交換する。

     ・基礎代謝は1日の総消費カロリーの約70%を
      占める。筋肉は基礎代謝の30~40%を担って
      いるので、筋肉が減ると消費カロリーがダウン。
      太りやすくなる。

     ・タンパク質を構成するアミノ酸のうち、11種類
      は糖質から体内で合成出来ます。しかし残りの
      9種類は体内では合成できないので、食べ物で
      補う必要があります。これを必須アミノ酸と
      いいます。(略)必須アミノ酸が一つでも
      足りないとタンパク質を作ることができません。
      (略)タンパク質を摂るなら、必須アミノ酸を
      バランスよく副食べ物が一番。

     ・血液中のブドウ糖濃度が血糖値。

     ・アミノ酸で体脂肪の分解を促しても、
      運動しないと燃焼しない。

     ・アルコールは糖質やタンパク質よりも
      高カロリー。

     ・体の基本的なエネルギー源は糖質です。
      日本人は1日の摂取カロリーの
      50~60%を糖質から摂っています。
     (略)糖質には善玉と悪玉が
      います。(略)善玉か悪玉を決めるのはGI
      (グリセミック・インデックス)。日本語では
      「血糖上昇指数」といわれます。
      糖質は最終的にはブドウ糖として体内に入ります。
      すると血液中のブドウ糖濃度=血糖値が上昇
      します。(略)高GI食品は食後に血糖値が
      急上昇します。すると血糖値を下げるために
      インスリンというホルモンがすい臓から
      大量分泌されます。
      (略)インスリンは、摂った糖質を体脂肪に
      変えて脂肪細胞に収める働きがあり、安静時に
      行われている体脂肪の分解にストップをかけます。
      インスリンが過剰に分泌されると、摂った糖質が
      体脂肪になりやすく、体脂肪の分解が抑えられて、
      太りやすくなります。GIを真っ先に気にすべきは
      毎食、主食として食べている多糖類です。
      (略)白米は70~80、食パンなどの白いパンは
      60~70%、フランスパン90~100%、
      ソバ50~60、パスタ40~50です。

     ・脂質は美味の元だが太りやすく、体内では取扱
      注意の危険物質。

     ・ランニングをすると安静時の5倍以上脂質を
      燃焼する。5分でも10分でも、ちゃんと
      体脂肪は燃えている。

     ・掃除はストレッチはヨガよりもカロリーを
      消費する。

     ・カルシウムだけ摂っても、運動しないと骨は
      強くならない。

     ・脳細胞は運動の刺激によって増える。

     ・加齢による筋肉量の低下を「サルコペニア」と
      いいます。ギリシャ語でサルコは肉、ペニアは
      減少という意味。何も運動しないと、20歳から
      50歳までに10%前後の筋肉を失います。
      中高年の筋トレは、健康寿命を延す効果がある。
     ・汗をかく運動を1時間以上続けるときは真水を
      飲み過ぎてもいけない。(ナトリウムイオンの
      損失)

     ・適量の肉食はカラダに悪いどころか、むしろ
      長寿の秘訣。

     ・お酒の飲み過ぎだけで肝がんに罹るのは
      レアケース。
      
     

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著者プロフィール

1970年、京都市生まれ。1993年、大阪大学法学部卒業後、国家公務員Ⅰ種(法律職)として採用される。国土交通省大臣政務官付秘書官、首都機能移転企画課課長補佐、観光地域振興課課長補佐(総括)、都市鉄道課企画調整官等を歴任。2007年には人事院在外研究員として英国文化・メディア・スポーツ省及び英国政府観光庁Visit Britainに在籍し、英国観光政策を研究。2009年7月より東京財団にて地域再生政策分野のプロジェクトを担当し、新しい地域再生政策研究会及び地域伝統産業活性化勉強会を主宰。地域再生、総合特区制度に関する政策提言、米国ポートランドのまちづくりや東日本大震災の復興に関する論考を取りまとめるなど積極的に政策提言活動を展開している。専門分野は、地域再生、観光政策、交通政策、国土計画。

「2011年 『地域の力が日本を変える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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