- Amazon.co.jp ・電子書籍 (302ページ)
感想・レビュー・書評
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ソフトの任天堂と、ハードのソニーのソフトの方のお話。
今見ようと思って良かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
任天堂の二度目のピークの時代を取材がされている。この後、WiiUと3DSで苦戦した数年を経てswitchで三度目のピークを迎えることになってのは周知の通り。そのswitchも発売から7年を経て次世代機への移行が期待されるが、その時期も内容も任天堂からはアナウンスは未だない。また我々任天堂ファンを驚かすような提案をしてくれることを信じている。
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本書とても明確で読みやすいです。任天堂のこれまでの歴史を概観できるだけでなく、今後の取り組みの方向性についてもなにかヒントを出している気がします。ただ正確に言うと任天堂自身も今後自分たちがどこに向かうかはっきりとわかっていないのではないでしょうか?任天堂自身がこれまで無数にある未来の選択肢を1つずつ選びながら自身の進化を遂げている会社ですから、究極の未来志向企業である一方で、本書の中にもあるように枯れた技術の水平思考といった過去の技術をどう面白くするか、という点で実は過去にも十分目を向けている企業と思います。ところで今の日本のおもな製造業は先進国市場でも新興国市場でも苦戦しているところが多いと思います。実用性だけでなく遊びの要素も差別化要因になっているなかで、任天堂さんのような遊び心がメーカーさんも必要なのでは?と思いました。
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社長と企業に確固たる信念があって、それを社員たちが実現していくという、当たり前のようで難しいことを出来ているのが凄い。 それに比べて弊社は…と少ししんみりしてしまった。
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任天堂の歴史を知ることができます。マーケティングの観点から、花札からファミコン、、と認識している人は買った方がいいです。その間にも色々挟まっていて、全体を通じて、任天堂の「企画」の「あり方」を学ぶことができます。
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任天堂がAppleに勝ち、TikTokを凌ぎUGC時代の王となる可能性もあったんだなと感じたが、社的にそうは動かなかったんだろうなー。
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ゲームキューブやWiiUのように、ハード1つで業績が大きく傾いてしまう中で、WiiやDSのような挑戦的なハードを売り出す姿勢がいかにすごいかはこの本を読まなくてもわかる。
スペック勝負が主流だったゲーム業界では、ソニーとマイクロソフトが参入した時点でハード開発撤退しそうなところで、“お母さんに嫌われないゲーム機”という独自の路線に走ったのは面白い話。逆に、追い込まれた状況だったからこそ任天堂らしい商品が生まれたかもしれない。
ゲームのユーザーインターフェイスは他分野商品で参考にされるほど優れている、という話はやっぱり好き。ゲームのノウハウのポテンシャルを物語っていると思う。 -
Kindleセールで購入したが、今読むとさすがに情報が古い。
当時の状況や歴史、考え方は知れるが、2000年代と2020年代で状況が変わりすぎている気がする。
「横井軍平ゲーム館」や「岩田さん」を読むほうが学ぶものはあるかも。