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感想・レビュー・書評
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ヒトラーによる著書のマンガ化。自伝的要素が強めに取り上げられているか。マンガにするにあたりヒトラーのキャラクターが単純化されている。
原書を読んだことがないので分からないが、レビューを見るとあまり全体は拾えていないらしい。歴史的背景、経緯を押さえていないときちんと理解できないのだろう。
こういう本がある、という程度だけ理解しておく。
原書の構成は以下。
●第1巻: 罰
第1章: 私の両親と家庭
第2章: ウィーンでの勉学と苦悩の年月
第3章: ウィーン時代に形成された政治的考察
第4章: ミュンヘン
第5章: 世界大戦
第6章: 戦時プロパガンダ
第7章: 革命
第8章: 政治活動の開始
第9章: ドイツ労働者党
第10章: 崩壊の原因
第11章: 民族と人種
第12章: 国家社会主義ドイツ労働者党の初期構築段階
●第2巻: 国家社会主義運動(ナチズム)
第1章: 哲学と党
第2章: 国家
第3章: 議題と市民
第4章: 民族国家の特徴と概念
第5章: 哲学と組織
第6章: 初期の闘争 - 話し言葉の重要性
第7章: 赤色戦線との闘争
第8章: 強者は最強で孤独
第9章: 突撃隊の手段と組織に関する基本的概念
第10章: 覆面としての連邦制
第11章: プロパガンダと組織
第12章: 労働組合問題
第13章: 戦後のドイツ同盟政策
第14章: 西洋の指導または西洋の政策
第15章: 緊急防衛の権利詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今月は「夜と霧」や「カレルチャペック」を読んでおり,この本の内容も相互に関連づけることができた。今も別のドイツ関連の本を読んでいるので知識が重なってくるうれしさがある。
手塚治虫の「アドルフに告ぐ」も読んでおきたい。
同時に,史実も押さえないとファンタジーを事実として認識しては恥ずかしい状態になる。
その時代の日本のものといえば半藤一利氏の著作(例 日本のいちばん長い日)だろうか。 -
原文未読。