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- / ISBN・EAN: 4907953043640
感想・レビュー・書評
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映画館に続き、二度目の鑑賞。TVフレームの方が合った出来上がりのようで、それなりに楽しめた。しかし...ラスト数分間がなかったら、コリン・ファースファンでも納得できなかったと思う。それにしても、アラン・リックマンがこの作品に出演した理由が知りたくて仕方がない。
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常に見下し罵声ばかりの上司を見返してやろうと、
絵画コレクターの上司を騙して絵画の贋作を購入させようと画策する部下の主人公。
しかし思惑通りに事は運ばないわけで。
コリン・ファースは体格も良いし程良く品もあって、
一見普通にも見えるがなんともいえない魅力がある。
随所でクスッと笑える良いコメディだった。 -
うん!
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なかなか良かった。気軽に楽しめるコメディ。キャメロン・ディアスはコメディの女王らしく良いし、コリン・ファースの演技が素晴らしい。そして彼の英語は耳に心地良い。
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キャストを観て期待大だったのだが、なんだか思ったよりはハマらなかった。ストーリーに惹きつけられるものがなかったのか…。残念、
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知的なコメディかと思いきや、直球でした。コリンファースが本当にキュート!体を張っていたリックマンが素晴らしかったw
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せっかくのキャストなのにもったいない。この映画わざわざリメイク作る必要あった?
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コリンファース、キャメロンディアス、アランリックマン、スタンリートゥッチの豪華メンバー。コリンファースはこういう感じの役がとてもしっくりくる。扱いづらそうにみえてお茶目な魅力がある。アランリックマンはどうにも気難しいイメージなのか、変人が多くて、変態だったり裸族だったりとなんだか頭を痛める役どころですね…(笑)俳優さん目当てで観るならそこそこ愉しめる映画でした。
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簡単に話をまとめると、冴えない絵画鑑定士が雇い主にひと泡ふかせるという話。
プロローグの主人公のプランニングから意外と凝っていて、思惑通りにいかない、というよりも想定していた計画と全く逆の方向に進む過程が面白い。全く計画の甘い主人公であるが、なぜか自分の計画に自信を持っており、その姿が滑稽である。
計画が上手くいかなくなると、ホテルで狡知な行動に出たりする。一連のホテル前後でのシーンは主人公のずるさ、女々しさを感じさせる。
一方で、(最終的には)だまされる資産家の雇い主は一見毅然とした態度の立派な人物。だが、鑑定士の主人公に対しては無能呼ばわりするなど権力を振りかざし、女性に対しては「私はライオンだ」といった旨の発言をしてホテルに押し入るなど、やりたい放題な感じ。
ここで重要なのがライオン、と(プロローグから出てきた)資産家の飼いネコ。
深読みして内田樹的にいえば、なくてもいい小道具がこの映画の中でノイズを発生させている。(セキュリティにライオンを用いる必要は全くないし、資産家の飼いネコはストーリー上、何の役割も果たしていない。)
上述の通り、ライオンは自ら言うように資産家のことを指していると思われる。飼いネコについては、ずるさ、女々しさや誰かに「飼われている」ということからおそらく主人公のことを指しているのだと推測できる。
これらのことを踏まえて、ライオンとネコについて調べてみると、下記のことわざを見つけた。
A baited cat may grow as fierce as a lion.
虐げられたネコはライオンのように凶暴になる。
日本語で置き換えるならば「窮鼠猫を噛む」である。
ここではネコがライオンにかみつくわけであるが…。
荒々しく牙を向けるライオンはカウガールによって転がされ、館の中を自由にさせていた飼いネコにだまされ、逃げられてしまう。そして、最後のシーンが象徴するように、大きなライオンは隣に小さなずる賢い飼いネコがいるというのに、だまされたことにすら気づかない。
なんとも滑稽な話だと感じた。 -
雇い主にバカにされる主人公の美術鑑定士。なんとかして一泡吹かせようと、モネの贋作を売りつけようと計画する。その絵の持ち主としてテキサスのカウガールに協力を依頼するが・・・。
もう、ダメダメな主人公。真面目なんだけど友人にはなりたくない。楽観主義者なのか、見得っぱりなのか、自分の計画が完璧と信じてるのだが、どんどん裏目にでてしまう。逆にカウガールに助けられる始末。
ダメダメだ~と思わせといて、最後は一発逆転なのが、面白かった。