- Amazon.co.jp ・電子書籍 (343ページ)
感想・レビュー・書評
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産みの苦しみ。
既知の良さ以外で勝負するためにどうしたら良いかを説く。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コンセプトワークのやり方がよくわかった
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Wiiの開発コンセプトのくだり、コントローラーをリモコンというところに、任天堂及びWiiのこだわりと言うか、そういう細かい部分までコンセプトを通すところに勉強になった。
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Wiiの開発者の玉樹さんが.コンセプトの定義とコンセプトワークの手順について書いた本.
・コンセプトの定義
・コンセプトワークの手順
■コンセプトの定義
”コンセプトは,ものづくりによって世界をよくする方法であり,あなたが幸せに生きられる方法.数字を除く母国語のの文字20文字程度の言葉で表される. 素直な想いである「ビジョン」とコンセプト実現のための手段「アイテム」からなり,未知の良さを形にするために「何を用いて,何をしたいか」をまとめたものである”
▽ポイント
・ものづくりのコア
・想い+実現方法
・既知の良さではなく未知の良さ
・誰にでも伝わる手段としての”文字”
▽ものづくりのプロセス
(・幸福に生きたい!)
・コンセプト
・プレゼン
・プロジェクト
・アプトプット
■コンセプトワークの手順
...前提としてコンセプトワークはブレインストーミング(発散と収束)によって成り立つ.
①理想/現状の課題のブレスト
②ズラす
③まとめる,整理する
④実現可能性を評価する
⑤言語化
▽ポイント
・ズラす:ズラすことによって,未知の良さを探究できる.視点や軸を変えて思考する
・まとめる:コンセプトとは結局抽象的な概念であるから,まとめて行くことが大切
・組み合わせる:未知の良さは組み合わせによって生まれる.抽象化×組み合わせ
・実現可能性を(一定)評価する:コンセプトワークをやっていると実現性からかけ離れたものが出がち
■その他メモ
・ビジョン=Why
・ミッション=who /what / how(会社/事業全体)
・コンセプト=who / what / how(サービス/プロダクト,具体のコアアイディア)
なのかもしれない(↑すごい頭が整理された) -
Audible にて。
コンセプトワークに失敗しプロジェクト自体が頓挫した経験があるので、この本を先に読んでいれば…と後悔した。
とてもわかりやすい良書。
後半は物語形式で、「こんな話の展開になったらこの質問を入れる」というように書かれているのでシーンがイメージしやすい。 -
平易な文体で深いところまで潜っていく感覚を覚えた。
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Wiiの開発者が、ゲームの考え方やゲーム開発の手法を用いながら、コンセプトのつくりかたを解説。読みやすくおもしろい。中高生にもおすすめ。