- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4547462086358
感想・レビュー・書評
-
チベットかー。すごい美しいなー。中国ひどい。チベット可哀想。そんな論調だと思うが。
もはや他人事ではないんだなあ、これが。日本も少子化を止めないと、こうなる。
いずれは日本語をしゃべるのも禁止になってしまうのかなあ。火炎放射器で焼かれて。そればかりが気になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
長かった〜。やっと観れた〜。
TSUTAYAで都度5回借りてやっと観れた。観る時間的余裕が無いのは辛い。DVD買えちゃう値段でした。
数年前テレビで観たのが初めてなので観るのは二回目。
その分観る価値ある作品でした。
チベット高原の風景の素晴らしさ、チベット民族の民族性も良いですが、幼少期のダライラマとダライラマに自分のまだ見ぬ子供を重ね合わせるブラピとのやりとりを通してお互い成長していく姿は良かったです。
中国侵攻に対して毅然とした態度で応じるダライラマの姿に少し胸が熱くなりました。
実話との事ですが、素晴らしい話と思いました。戦争は良くないけどね。
-
山に憑りつかれた男の自伝的映画(ハイリンヒ本人は2006年94歳で天寿を全う)。自分勝手で家庭を顧みなかった男が、家族の愛を取り戻そうとしたときにはもう手遅れに・・後半からのダライ・ラマとの交流が本作のメインテーマ。
しかし、139分をもっとコンパクトにまとめれば締まった作品になったのにと思ったが、監督はチベットで無許可で撮影した映像20分を押し込みたかったということらしい。中国の帝国主義的拡張路線体質は昔も今も不変だということがわかります。
『セブン・イヤーズ・イン・チベット』(Seven Years in Tibet)は、1997年米映画。ジャン=ジャック・アノー監督作品。アイガー初登頂で知られるオーストリアの登山家ハインリヒ・ハラーの自伝の映画化。彼がチベットで過ごした7年間、彼と若きダライ・ラマとの交流を描く。ダライ・ラマの母親役は、ダライ・ラマの実妹ジェツン・ペマが演じている。
1939年秋、登山家ハインリヒ・ハラーは世界最高峰ヒマラヤ山脈への登山に向かった。時悪く、第二次世界大戦のためにインドでイギリス軍の捕虜となってしまった彼は脱獄し、チベットへと行き着く。チベットの首都ラサで生活をしていたハラーは、当時14歳で好奇心旺盛なダライ・ラマ14世と出会い、親しく交流する。ラサでの日々がハラーの荒んだ心に変化をもたらした。しかし、その生活も中国共産党の人民解放軍によるチベット国への軍事侵略によって終わりを告げることとなるのだった。
『セブン・イヤーズ・イン・チベット』の公開後、中華人民共和国政府は、映画の中で中国人民解放軍の士官が意図的に無礼で傲慢な人物として描かれている、また中国人民解放軍兵士がチベット人に対し虐殺したかのような演出がされたとして強く非難した。このため『セブン・イヤーズ・イン・チベット』は中国で上映禁止となった(言論統制)。また、映画の監督および主演者のブラッド・ピット及びデヴィッド・シューリスは中華人民共和国支配地域への立ち入りを無期限で禁止されたが、ブラッド・ピットは2016年11月に出演作の宣伝のため中国を訪問している。
中国に入国できなかったため、映画の大半はアルゼンチンで撮影された。しかし映画の公開から2年後、監督ジャン=ジャック・アノーは2名のクルーが中国支配下のチベットに潜入し、一部の映像を撮影していたことを明らかにした。中国政府の強い反応にもかかわらず、ジャン=ジャック・アノーは映画に20分ほどのチベットで撮影された映像を加えていた。また、一部の映像はチベット近隣のネパールで撮影された。
なお、1997年は香港返還の年であり、ダライ・ラマ14世の伝記映画『クンドゥン』も1997年の映画である。
エピソード:
ハインリヒ・ハラーは、ナチ党員(党員番号:6307081)、ナチス親衛隊(所属:38部隊、隊員番号:73896、最終階級:曹長)でもあり、ドイツによるオーストリア併合も支持しており、ヒトラーとも親交があったが、軽微なので不問にされている。ただし、以上の経歴がサイモン・ヴィーゼンタールによって暴露され、映画上映の際には、ユダヤ系団体から映画の内容に対する批判、上映ボイコット騒動があった。(Wikipedia) -
TVにて
チベットの美しい風景,平和な文化,純朴な人々の様子が素晴らしい.自分勝手だった登山家がダライ・ラマと接するうちに人間的に成長していくところが物語の軸だが,特に印象に残ったのは中国軍の残虐さだった. -
実在した登山家さんの自伝を基にした作品。
中国のチベット侵攻など社会的視点も描いているんだけど、主人公の家庭の事情パートとのバランスが悪くて、どっちつかずなストーリーになっていたのが残念。
奥さんが出産前に離婚して、自分の子供に会ったことがない自意識過剰な登山家(ブラッド・ピットさん)がチベットで若きダライ・ラマ14世さんと過ごすことで、精神的に成長するお話って感じ。
ダライ・ラマさんが好きだったオルゴールを帰国する登山家さんにあげて、政治的指導者として大人になって行く姿は、中国の非常さをそれだけでしっかりと表現していました。
ま、中国が拒否権を持っている限り、国連は骨抜きだわな。
もうちょっと前半をカットして、ダライ・ラマさんとの交流を丁寧に描けば良かったのに…って思いました。
題材は良かったのにな…。