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- / ISBN・EAN: 4988013510067
感想・レビュー・書評
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フォロワーさんの紹介で観てみました!笑って泣いて、ちょっとだけ痛々しいけどスカッとする作品!
ご紹介ありがとうございました^^
自粛、残りあと3週間、本日の気温、30℃!
星野源演じる、不器用でまっすぐすぎる几帳面(&童貞)男健太郎と、夏帆演じる、視覚障害を抱えつつも大切なものをしっかりと見ることができる奈穂子(ちなみに漢字は違うけど同じ名前ですわたし)の、恋の物語。が、それだけじゃない。現代社会にはびこる家族問題を盛り込んだ、ヒューマンドラマ。
最初は、婚期を迎えた子どもの親が婚活をするってどうなん、と突っ込みながら鑑賞。
でも、見続けていくと、それぞれが抱える事情が見えてくる。障害。子離れできない母親。夫の力が強すぎる夫婦関係。「障害を持っている」を理由に子どもの自尊心を奪う父親。偏見。コミュ障。
親は子どものことを思って、親がいなくなった後も苦労なく生きていけるように様々なことをする。これだけ心配しているのだから、親は子どものことなら何でも知っていると思い込んでいる。でも実際は、子どもは子どもで、心配されすぎて身動きが取れなくなっていたり、親がなんでもやりすぎちゃって、自分の人生を謳歌できなくなっていたりする。
まだほとんど知らない相手に、自分の意思を聴いてもらい、その気持ちを代弁してもらえるということ。特に、普段から意思を尊重されない環境にいたら、それってものすごく心強い。
最近思う。結婚て、恋愛感情とか絡んでくるから面倒になるのであって、でもまずはその人に対する信頼があって、その信頼を拡張していく作業、それが結婚なんじゃないかなーって、結婚したこともないのに思う。だから全然説得力はないんだけど、でも、最初に自分のことを尊重し、味方をしてくれる人は、本当に大切にしたいし、信頼し続けたい。
二人が心をかよわせていくシーンは、本当に心が暖まる。
健太郎は人と目を合わせることが苦手だし、人と関わることだって苦手だ。でも、だからこそできる自然な気遣いとフォローだってある。そんな健太郎が、強すぎる奈穂子の父親に立ち向かっていくまっすぐすぎる姿と、子離れできない健太郎の母親の心情の変化はみどころ。最後は「もっと観たいなー」という気持ちにさせたまま駆け抜ける、ほっこりハッピーエンド。
※こちらのレビューはnoteにも記載させていただきました。(https://note.com/tattychannel/n/neb5caa02936d) -
「課長、わたしは十三年間、一日も休まずに真面目に仕事してきました。ですが、申し上げにくいのですが、本日、とても大切な用事ができたため…!早退させてください」
ゲームとカエルが私生活の全て、九時五時仕事で職場と家の往復のみ、な青年と、
視覚障害者で社長の娘、上げ膳据え膳白杖も持ってなさそう(持ってた)、なお嬢様が見合いして恋をするお話。
なかなか難しい映画だった…。
純愛映画かな。
ロミオとジュリエットオマージュな感じ。
青年は人付き合いがない生活をしていたからか、恋をすると一直線でちょっと、いやかなりキモい。そのキモさを楽しむ映画なのかも。
箱入り息子と箱入り娘、応援したい気持ちとドン引きな気持ちを交互に味わいながら、末永く支え合ってほしいと思ったラストでした。
パパの暴力をオチに使いすぎじゃない?
星野源さんは歌手だという認識だったけど、けっこうドラマとか映画とか出てるんですね。 -
「僕は障害はありませんが、欠点なら山ほどあります」「見た目で値踏みやランク付けをしているのは目が見えている人だけです」お見合いの席で主人公が相手の父に言い放った言葉が深くて心を打ちます。星野源演じる主人公は不器用で微笑ましく、ヒロインの夏帆はとても可愛らしく素敵です。好きな映画です。
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35歳の箱入り息子(DT)が盲目の箱入り女子にどっぷどっぷハマっていく物語。
盲目の彼女が、彼と初めて食した吉牛で、
涙をこぼしながら牛肉を噛みしめる姿が心にしみると思った瞬間、
声出して笑わせられた。 -
ちょっと気持ち悪いくらいだけど笑、これくらい愛が重い方がこの二人はうまくいくんだろうな 13年目にして初めて早退を申し出るシーンが良かった
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全く期待していない状態で鑑賞しました。面白かったです。客感的に見れば、エキセントリックな独身男、もしも同僚にいたら関わりたくないような男のおとぎ話のようなラブストーリーなんですが、星野源さんが演じると愛おしい男に見えます。平泉成さんと森山良子さんの両親の過干渉にも思える愛情に少し笑えます。夏帆さんが可憐です。
おっしゃるように牛丼屋さんに彼女が一人でリピート入店した時の彼女の気持ちがせつなくって。
お見合いで最初に顔合...
おっしゃるように牛丼屋さんに彼女が一人でリピート入店した時の彼女の気持ちがせつなくって。
お見合いで最初に顔合わせした時に、彼女が盲目だと知らされても平静に(装ってはいたのでしょうけれど)対応した健太郎の両親が素敵だなと思い、大杉蓮さん円実娘の父親の不遜な態度に怒りを感じました。大体おかしいですよね娘の盲目を隠しながらお見合いを申し込んで健太郎が不満だと切れるなんてね。あの時の健太郎の啖呵がよかったじゃないですか。気弱な男の精一杯の反抗、そして娘への思いやり。
まー、ほんとよかった。
いつかお時間が取れた時に有川浩さんの「レインツリーの国」読んでみてください。似たような感動があると思います。
naonaonao16gさん(naokoさんなんですね)、文章がお上手ですね。この作品のレビューを読んでこんなにスッキリと...
naonaonao16gさん(naokoさんなんですね)、文章がお上手ですね。この作品のレビューを読んでこんなにスッキリと作品の内容と自分の感想が表現できたらいいなあと思いました。
私、いくら感動した映画を見たり、小説を読んでもその時の気持ちを表すのにうまくいかずいつもヤキモキして。思っていることの半分も表現できないのが悔しくって。
努力しようっと。