Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2013年 10月号 [雑誌]

  • ダイヤモンド社
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感想・レビュー・書評

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  • いつも勉強になります。

  • リアルタイム エクスペリエンス トラッキング
    という調査手法はメモメモ。

  • 【コトラーインタビュー記事】
    消費者のニーズを分析する際には「ビヘイビア」と「アティテュード」を分けて考えるべき。前者は消費者の行動そのもの。後者は消費者の態度。

    【ネスレ日本CEO高岡浩三氏インタビュー記事】
    顕在化していないニーズを見つけ出すにはビッグデータは必ずしも必要というわけではない。
    (上記のコトラーの記事を参考にするとビッグデータは「ビヘイビア」分析なので、顕在化していないニーズを発見することには適していないということか。)
    「人間の本質」を見極め、社会の環境変化からニーズの変化を探り当てることが本来のマーケティングであるという主張。
    むむむ。マーケティングはサイエンスやプロセスではなく、アートということですかな。個人的には賛成だけど、マーケ畑のCEOがそういう素人くさい主張するのはどうなの、とも思った。

    【GE流マーケティング徹底術】
    この記事は非常に面白かった。
    大したマーケティング組織を持っていなかったGEがマーケティングを重要視し始めたという記事。今ではクロスファンクションに咬ませている。求める役割の4類型の定義も面白い。
    総合商社のような投資ポートフォリオの管理が主たる業務ようなの場合、本社機能が重要で、マーケティングは必要ないと思うが、M&Aがお家芸のGEも商社に近いビジネスモデルだと思っていた。(実際、どんなビジネスモデルなのかよくわからないが)
    しかし、自力成長にはマーケティングが不可欠だと認識したらしい。

  • コトラー氏のコメントが秀逸だ。ビヘイビアとアティテュードを切り分けて考えることが大事。ビックデータで消費者の行動、ビヘイビアはますます理解できるようになる。アティテュードは消費者の態度だ。なぜ買ったのか、何が欲しかったのか、これらは消費者に問い合わせない限り、わからない。ビヘイビアを理解しつつ、消費者のマインドに迫ることが大事なのである。なるほど。とても納得です。

  • ぎりぎり10月号を読み終わり。今回はマーケティング。
    気になった記事は以下
    ○イノベーションは秘密裏に遂行せよ。IESビジネススクール パディー教授
     やっぱりどこでも同じ悩みが大小の違いはあれあるのだなあと感心。
     でもいい内容でした。
    以下は顧客を読むマーケティングとして7つの論文とインタビュー記事
    ここでも気に入ったのは以下
    ○消費者はデータから見えない。ネスレ日本の社長兼CEO
    ○顧客は情報に飽きている。コーポレートエクゼクティブボード
     消費者アンケートって最近自分の親会社の本を読んだ気がしますが
     この記事のほうが秀逸。
    ○実験はアナリティックに勝る
    ○顧客の反応をリアルタイムで収集する究極の方法
     これっていままであまりだれも気がつかなかったのだろう。?
    ○GE流マーケティング徹底術
     マーケティングが必要ではないような会社だったGEのマーケティング
     術。これは有用だと思います。わが社のだれかもこういうことを
     しなきゃいけないのにと思います。
    ○ビックデータはマーケティングを変えるか
     フィリップコトラー氏のインタビュー

  • ネスレの高岡さんと、コトラー教授の示唆は面白かった。
    マーケティングはアートとサイエンスの両側面を持つし、アナリティクスと同等以上に公平な洞察力が求められる。
    北欧の国のコンサルタントでは社会学者のニーズが上がっているらしく、つまりは比較文化や社会文化をいかに知識として使いこなせるかががビジネスを円滑に進めていくファクターだと思う。

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著者プロフィール

1913年(大正2年)、「経済雑誌ダイヤモンド」の創刊とともに誕生し、2013年(平成25年)には創業100周年を迎えた。「ダイヤモンドのように小さくともキラリと光る」が創業の精神。現在、「週刊ダイヤモンド」「ダイヤモンド・オンライン」などの各種メディアでタイムリーなビジネス情報をダイバーシティ社会に提供するとともに、ビジネス書から生活実用書、経済小説まで、幅広い出版物とメディアを世に送り出している。本書は、同社経営情報編集局・出版編集部で制作。

「2022年 『相続&事業承継で頼りになるプロフェッショナル 2022年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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