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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (440ページ)
感想・レビュー・書評
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思春期真っ盛りな一太には、性愛が恋愛かどうか解らなかった。生きた年月が少ない分、今まで自分が育った環境で実は強制されて擦り込まれていたモラルや常識と、ヨリ子への庇護欲、愛情がなんなのか、現実感と夢想の狭間で、区別がつかない年齢でしかなかった。ヨリ子の精神世界は動物の様に単純で在るが故に、マキの目には「自由」と写っていたんだろう。
完結編はどうしても『高3限定』を思い起こさせるが、イケダとは違い、ヨリ子は現実世界できっと、ヨリ子を一番好きだと言ってくれる人とずっと暮らせるリアルを得たのだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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