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感想・レビュー・書評
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1〜6巻まで読みました。男装の芸人・翡翠と後宮を巡る物語。お妃様関連の問題を解決していく系で、お妃様たちのキャラも濃いけど思ったよりアッサリ読み進められます。恋愛模様は……サクサクしてるかな。甘い系ではない。
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後宮には6人の妃。個性バラバラの妃たちは皇帝の寵愛でギスギスしているかと思いきや、まだ、その前段階のようで、なんというかほのぼの。とはいえ、侍女がなくなった事件で不穏な匂いもしている。「大切な人を亡くす悲しみは、そうやすやすと、人と共有できるものではありませんから」翡翠のまっすぐさは安易な同情ではなく、心の奥底からこみあげてくるもので、人としては好ましい。いい子すぎるきらいもあるが。「私に与えられたもの、背負わされたもの、気に入らないものもすべて利用してやるつもり」芙蓉のギラギラ感が後宮らしいと思う。「今少しの自信を持つことができれば、それが内側からの光になり、人を惹きつける力になる」この後宮は色気が足りなくて、妃たちはどこか自信がないようにも見えるのがきになる。
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