コウノドリ(2) (モーニングコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
4.12
  • (22)
  • (23)
  • (11)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 294
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (221ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 高校生カップルの妊娠話が印象的だった.

  •  再読。2巻目で印象に残った話は4話の未成年妊娠で、これは以前読んだ辻村深月の『朝が来る』の中心テーマでもあったから気になった。『コウノトリ』では17歳の女の子が妊娠してその彼氏とそれぞれの両親が何度も話し合った結果最終的に中絶ではなく妊娠を選ぶことになった。しかし『朝が来る』では中学生の女の子が妊娠して、しかも中絶できる時期を過ぎていたことから特別なシェルターに入り出産後、里子に出すこととなる。その後の女の子の顛末と養子縁組した夫婦の関係は最終的にはハッピーエンドと言えるかもしれないけれど、なかなか読んでいて苦しい場面も多かった。
     コウノトリ先生は未成年が妊娠することのリスクと中絶したときの精神的葛藤、両方をふまえたうえで家族に何度も話し合いの機会を持たせたから、未成年カップルでもどうにか平和的に妊娠を決意することができた。けれども『朝が来る』では子供を堕ろせないとわかった後すぐに親だけで相手側の両親との話し合い、シェルターで出産することも決めてしまった。主人公は何もなかったかのように平然と学校生活に戻るけれど、高校生になったあとその道を外れていってしまうのは出産は紛れもなく本人がしたのにそれを自分の意志で行えなかったことが大きいのではないか、とこのマンガを読んで考えさせられた。

  •  タダ読み(2の2)( ´ ▽ ` )ノ

    「未成年妊娠」が圧巻( ´ ▽ ` )ノ
     フィクションでも現実でもあまりにもありがちな話なんだけど、これが何十年何百年ありがちなままでいることが問題――なぜ人は学ばないのか? 業?(>_<)
     これがピークと思いきや、続く「無脳児」編がまた秀作……医療ものは命に関わる問題がテーマだから、語られるべきエピソードには枚挙にいとまがない( ´ ▽ ` )ノ

     新キャラが加わりドラマに深みが増したところで第2巻了……(>_<)
     Kindle版で全31巻、残り19,162円……(´ε`;)ウーン…
     何度も言ってるけど、ほんと1回読んだら消えちゃってもいいからせめてこの20分の1くらいの値段にしてくんないもんかなあ……読みたいものぜんぶ買ってたらデジタルマンガ破産しちゃうじゃん(>_<)
    2020/09/07
    #1180

  • 続きが気になる

  • 産婦人科医の話。

  • 再読 未成年の妊娠、親の助け無くして幸せにはなれない現実。でもその中で必死に考え、子供のために親として、そして家族として生きるということ。
    いつ読んでも泣いてしまう。

  • この漫画を読むたびに、子供を産むことの大変さやすごさを感じる。

  • 図書室で読みました。サクッと30分、集中力して読めるのがいい。ちょっとほろり。

  • やはりキャラクターが魅力的。ストーリーもわかりやすい。
    先生の当たり外れってあるよなあ、って思った。
    経産婦の感想。

  • -

全13件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1973年、山梨県生まれ。大学卒業後、ロックミュージシャンを目指したが、突然、漫画家の道へ。2007年『東京フォークマン/都会の月』が第52回ちばてつや賞準入選。2010年『えびチャーハン』が第57回ちばてつや賞入選。その後、週刊漫画雑誌『モーニング』(講談社)で、短期連載を行った『コウノドリ』が人気となり、2013年より週刊での連載がスタートした。2015年10月には綾野剛主演の連続ドラマとして放送。2017年10月に第2弾となる連続ドラマが放送された。2020年5月、『モーニング』での連載最終回を迎え、10月23日発売の単行本32巻が最終巻となる。単行本は、累計(電子版含む)800万部の大ヒットとなった。

「2020年 『コウノドリ はじめての妊娠・出産ガイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鈴ノ木ユウの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×