4-2-3-1~サッカーを戦術から理解する~ (光文社新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 2014年ブラジルワールドカップに向けて、僕の戦いははじまった!
    4年後、今年の南アフリカ大会以上にサッカーを楽しめるよう、これからサッカーに興味をもっていきたいと思う。

    本の中身について…
    約300ページにわたってサッカーの布陣についての解説が延々と続く、ただそれだけ。
    しかしそれがめちゃめちゃおもしろい。
    「銀河系軍団」レアル・マドリーが凋落した原因や、「なぜヒディンクは勝ち、トルシエは負けたのか?」など、サッカーにほんのちょっとでも関心がある人ならこの本はすごくおもしろいと思えるんじゃないかな。
    「サイドを制するものが試合を制す」というのは初めて知った!

    この著者の本は他にも1冊読んだのだけれど、1つ難癖をつけると、本来「…である」と述べるべきところがほとんどすべて「…になる」となっている(“こちら○○○になります”という僕があまり好きではない日本語だ)。
    それさえ直してくれればなあ。
    しかし、10万部も売れているのが納得できるほどのおもしろい本だと思う。

    人が身につけることのできるスキル-たとえばボールをコントロールすることやお金を動かすこと、物を作ることなど-には何かを動かしたり制御したりする要素が必ず含まれている。
    そして、その中の究極は「人を動かす」というスキルだと思う。
    魅力的な商品を作って消費者に行動を促したり、豊富な人材を適材適所に配置したり。
    チームのメンバーを自分の意のままに操り、ゲームをメイクするという意味でサッカー監督も然り。
    組織のトップになるのはそういうことがうまくできる人なんだろうなっていうことが最近わかってきた。
    責任が大きい分、きっとものすごくおもしろい仕事だと思う。

    サッカーしたいよー!
    ボールを追いかけてひたすら走り続けたい。
    テニスとサッカー、どっちもできるようになりたいな。

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著者プロフィール

スポーツ・ライター

「2015年 『攻撃的サッカー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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