筆者は東京大学工学部の研究者で専門は生産技術。
もともとは企業のエンジニア。
「失敗知識データベース」
https://www.shippai.org/fkd/index.php
科学技術分野の事故や失敗の事例を分析。
➔得られる教訓とともにデータベース化したもの。
(エンジニア向け)
「失敗学」=実学
さまざまなジャンルで起こる失敗による損失を確実に減らすことが目的。
失敗学の実践
・失敗を予測して回避する。
・失敗後の不利な状況を挽回して成功へと導く。
「災い転じて福となす」
一連の流れを繰り返して説明。
➔無意識のうちに対策を考えられるようになるための本。
失敗を活かせない人。
➔失敗の類似性を認識できない人。
=根本的な原因に気づけない人。
「似ている」
➔情緒的に感じること。
「似ていない」
➔感じた時点で脳は働きが停止する。
=失敗から得られる知識が得られない。
<はじめに>
「失敗学」から考えられる機械工学系の失敗。
「腐食、摩耗、疲労」
例)
自転車の場合。
図
「歴史は繰り返す」
=「失敗も繰り返す」
=「失敗は予測できる」
※人間は必ず失敗する動物だが、同じような失敗を繰り返すため、次に起こる失敗事例は過去のものと必ず類似する。
<第1章 失敗は予測できる>
「なんとなく悪いことが起きそうな感じがする」
➔予想や予感に注目。
=第六感