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感想・レビュー・書評
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ブラジル建国20年の節目に発表。著者自身学校建てたりお札になってみたり、国として栄える文化的な役割を大きく担った。らしいけど、きっとそういう肩書きは、江頭ちゃんのこっそりボランティアと一緒で営業妨害だと感じてると思うの。タイトル見て「おかしなこと書いてる人いるな」と先入観なく気軽に読んで欲しいというのが、愉快な世界観から伝わる。この何でもありの目まぐるしい世界がネットの掲示板がはびこる現代において違和感が全くない。個人的には屋根裏でもいいから居させてくれ!と叫ぶ「狂気」を「理性」が冷たく退ける所が好き。
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ブラジル文学というものに初めて接した。南米特有の(といったら語弊があるだろうか)物語調で、どちらかというと平凡な男が死後に人生を振り返る、という内容なのだが、これが意外と面白いと感じた。人生山あり谷ありでなくとも、それなりに色々ある、ということだろうか。
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主人公が死者となってから語る奇妙な一代記。アンナ・カレーニナを読んだ後だとどうしても写実性のなさやラテンアメリカ文学の主観的で幻想的な雰囲気に参ってしまった。
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