いつでも会える [Kindle]

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  • 学研プラス
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感想・レビュー・書評

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  • 絵本なのかな?

    飼い主の女の子が亡くなってしまった、犬の話。

    冒頭で少女が亡くなる、という、なかなかショックな内容。

    目をつむればいつでも会える…

    会えても、会えなくても、好きである事に変わりはない。

    最近、死というものに縁遠くなっていて、死というよりも、別れ、というように受け取ってしまいました。

  • 主人公のわんちゃん・シロが大好きな飼い主の女の子・みきちゃんを亡くしてしまい「さみしくて、かなしくて、ふこう」になってしまうお話です。
    自分自身ペットロスの過去があり、シロと自分を重ねて、ペットを失ってしまった時のことを思い出しながらボロボロと涙を流してしまいました。
    最終的にはシロはみきちゃんの死を乗り越え、目をつむれば思い出の中のみきちゃんといつでも会い、一緒にいることができるという考えにいたります。

    「とおくてちかいところにいたんだね」

    その言葉に胸がぎゅっと締めつけられました。



    ただ、その…描かれた時期が二十世紀の後半だからでしょうか…いえ、そういうことではないんだと思います。
    すべては私の考え方がいけないんです。
    こんなこと思うなんて絵本の作者さんに難癖つけてる変な大人でしかないし、作品に水を差すだけだろうと心の中で何度も、何度も思ってはいたのですが…どうしても不思議に思えて、頭の片隅で気になってしまって…

    (イヌって「人間の死」を理解できるような能力があったの…?)

    本当、ごめんなさい。

  • 死というものに付いて子供が向き合うのにちょうどいい本かもしれない。大人が読んでもいい本。
    なんか少し心が洗われた気がする。

  • 死という概念が理解できてからの絵本。
    死という概念が理解できなくて混乱している子どもに伝えても良い絵本。

    Kindle Unlimitedが、絵本を充実してくれると喜ぶ人が増える。

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著者プロフィール

絵本作家。絵本『いつでも会える』(学研)で1999年度ボローニャ国際児童図書展にてボローニャ児童賞・特別賞受賞。100万部をこえるミリオンセラーとなる。ドイツ、フランス、スペインなど世界数カ国で翻訳。
絵本の他に、子育てエッセイや翻訳、WEB連載なども手掛ける。
著書に『あの空を』(学研)『君へのてがみ』(角川文庫)『ゆきの日 On Christmas day』(白泉社)『月のしずく』(WAVE出版)など多数。

「2021年 『ぼくたちの場所』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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