レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ/レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う 【HDニューマスター版】(DVD)

監督 : アキ・カウリスマキ 
  • キングレコード
3.50
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本棚登録 : 54
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988003825300

感想・レビュー・書評

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  • ゴーアメリカは面白かったけどこれはあまり。メンバーが変わってるのもマイナス。

  • ゴーアメリカは面白かったけど、これは苦痛。
    カウリスマキは大好きだけど彼の作るコメディは私にはダメだな。

    彼の映画の描く人間の業やペーソスに見え隠れする「おかしみ」が
    好物なのでこう前面にだされると過剰に感じます。
    最後まで見たけれど苦行に近かった。

    むしろすぐに正統なカウリスマキワールドを渇望する
    気持ちがムクムクと持ち上がってきました。
    過去の無い男、浮雲、街のあかり、真夜中の虹・・・
    ああ、浸りたい。

  • ジャケ買い

  • 何でこれを借りたのだろう…?
    多分、リーゼントととんがり靴に心ひかれたのだと思われる…。


    面白かったか。うーん。ノリがよくわからなかったなぁ。

    シュールでした。

  • モーゼに会う:モーゼと共産党宣言の言い争いなどブラックユーモアがふんだんだったが、前作の勢いはなくなってしまった。メキシコ部がなぜ、最後までメキシコ的な装いだったのかは謎。

    【ストーリー】
    “史上最悪のロック・バンド”、レニングラード・カウボーイズが故郷シベリアを去って数年が経っていた。メキシコでのヒットも過去の栄光になり、落ちぶれた彼らの前に、突然失踪していたマネージャー、ウラジミール(マッティ・ペロンパー)が現われる。彼は「私はモーゼに生まれ変わった。使命はお前たちを故郷に帰らせることだ」と言う。ウラジミール以上に独裁的なモーゼは粗末なボートで彼らをアメリカから脱出させる。そして故郷に運ぶ御神体として自由の女神の鼻を盗み出す。一行はブルターニュの最西端に上陸し、どこから調達したのかおんぼろバスで移動し、演奏活動で飢えを防ごうとする。しかし仕事場は老人ホームや場末のホテルばかりで彼らの窮状はますます深刻になっていく。その上、自由の女神の鼻の奪回を目指してCIAの諜報員ジョンソン(アンドレ・ウィルムス)が彼らを追っていた。ジョンソンは彼らを罠にはめることに成功、捉えるが、すぐに脱走されてしまう。任務の失敗を悔いて自殺しようとするが雷鳴とともに聖書を見いだし、予言者エリアに変身する。そしてモーゼと再会し、彼らと同行することを許される。ライプチヒ、ドレスデン、そしてポーランドへと彼らは旅を続ける。途中、仲間のひとりが病気になるがみんなで必死にお金を手に入れ、病院で一命を取り留めさせる。ようやく故郷に近づいたとき、モーゼは「聖書ではモーゼは約束の地を見なかった。ヨーロッパの民のもとに戻らなくてはならない」と述べる。そしてレニングラード・カウボーイズはついに故郷にたどり着く。
    超リーゼント頭のロックバンドの活躍を描くコメディ「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ」から5年後に作られた続編で今回も荒唐無稽なストーリーのロード・ムービーとなっている。メキシコを後にした彼らはニューヨークのコニーアイランドから大西洋を渡りフランス、ドイツ、チェコ、ポーランド、そしてついに故郷であるツンドラ地帯へと北上していく。監督・製作・脚本は前作同様アキ・カウリスマキ。撮影はティモ・サルミネン、美術はジョン・エブデン。音楽はマウリ・スメンが担当している。出演はカウリスマキ作品の常連マッティ・ペロンパー、同監督の「ラヴィ・ド・ボエーム」にも出演したアンドレ・ウィルムス、そして前作で結成され、実際に音楽活動を展開させているレニングラード・カウボーイズ。

  • レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ
    (1989年作品)

    レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う (1994年作品)

  • アキ・カウリスマキ監督を知った時から観たかったのが『過去のない男』『浮き雲』そして『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』。『過去のない男』以外は当初観れなかったんですが、先日HDニューマスター版が出たのでうちの近所のレンタル店にも入荷しました!やったぁ!!以前のBOX版より画質が良いのかも。超綺麗でした。

    このシリーズは2in1のスプリット仕様、1作目の『ゴー・アメリカ』の方はめちゃくちゃ面白かったです!★5じゃ足りない。2作目の『モーゼに会う』の方は冒頭が面白すぎて腹筋崩壊したんですが、全体としてはつまらなくて★3ぐらい。処女受胎のところは面白かったけど、本当にモーゼ・・・旧約聖書ネタなので微妙。

    以下気付いた点・・・
    ・崩壊直前の'89年、ソ連をフィンランド人が揶揄するコメディ・ロードムービー。なので「レーニン城牛男たち」(大瀧詠一風)のマネージャーはウラジミール・・・ウラジミール役のマッティ・ペロンパーさんはこの後ジム・ジャームッシュの『ナイト・オン・ザ・プラネット』にも出てる。
    ・NYに着いて、行くのはCBGBで爆笑。
    ・メンフィスに着いて・・・のちのジャームッシュの『ミステリー・トレイン』でブシェミの働いてる床屋とロケ地が一緒。ジャームッシュ本人も出てるけど仲良いなぁ。
    ・なんやかやでメキシコへ。ロシアの田舎ものカウボーイたちがアメリカ南部→西部のカウボーイの本場へ。
    ・バンド演奏シーンと犬はよく出る。

    『モーゼに会う』
    ・冒頭の西部劇オマージュで爆笑(文字が赤いところがまた・・・)。
    ・ラストシーンに続いてて、ジョン・フォードの『荒野の決闘(My Darling Clementine)』。
    ・出エジプトではなく出アメリカする話。
    ・バビロン捕囚のバビロン、意味は転じて「華美と悪徳の都」・・・つまりアメリカがそう。
    ・共産主義教の聖書vs旧約聖書バトル。
    ・コニーアイランドのコースター。
    ・フランスのあれ原発なのかなあ。

  • レニングラード・カウボーイズ、素敵なバンドなのに、作品中では見向きもされない。大爆笑はできないが、クスッと笑えるシーン満載。

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