エビデンスに基づく株式投資(EBI)のすすめ(東大卒医師が教える科学的「株」投資術 復刻版) [Kindle]
- KAPPA (2014年1月15日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (231ページ)
感想・レビュー・書評
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新しい発見
前期の売り上げ・利益と今期の売り上げ・利益に相関はまったくない。
唯一将来の利益成長と相関がある項目はR&D費。
エクセレントカンパニーはその後株価は下がる。過剰期待されるため。
PERは有効。
逆にROEは有効性はない。
使用する項目はするなら前期実績よりも今期予想がよい。
5年は保有できる。
業種の過度の偏りは避けるべき。
高PCFR銘柄は避けるべき。
低PBR
低PER
高ROE
低アクルーアル(利益−キャッシュの割合)
が最強
この有効性の源泉は、低迷する業績や将来に対する悲観に対する投資家の過剰反応。
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お医者さんらしく、エビデンスを提示する姿勢が素敵。
いずれも10年近く前の検証のため、ややズレているものもあるかもしれないが、傾向としては非常に参考になる。
バリュー株投資の中で最も大切な手順の一つである、スクリーニングについて、自信をもって行えるエビデンスが詰まっている。 -
実証ファイナンスをかじったことがある人なら知っていることだが実際に投資をするとなるとできていないことを分かりやすく説明している。自分の考えをまとめるにあたりいい一冊となった。
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