モードとエロスと資本 (集英社新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ファッションを語る言葉としてはいささか俗過ぎる印象。テーマが俗っぽいので致し方ないところはあるけでども。2000年代以降のファッションの潮流を学ぶ上では勉強になる内容でした。

  • 思えば、女性が、男性と同等に扱われるために女性らしさを打ち消そうとしていた時代から、なんと遠くへ来てしまったことか。女性が「男性と同等に」パワーを発揮するには、男性のまねをするのではなく、女性らしさを受け入れ、いつくしむ術を心得たうえで、その成熟と責任感を表現する。それが女性の権威と信頼感につながる。そんな時代になった。

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著者プロフィール

服飾史家/作家。
東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得後、英国ケンブリッジ大学客員研究員を経て、明治大学特任教授、昭和女子大学客員教授などを務めた。イギリス文化を起点とし、ダンディズム史、ファッション史、モード事情、ラグジュアリー領域へと研究範囲を広げる一方、新聞、雑誌、ウェブマガジンなど多媒体において連載記事を執筆。
著書に『「イノベーター」で読む アパレル全史』(日本実業出版社)、『新・ラグジュアリー文化が生み出す経済 10の講義』(共著、クロスメディア・パブリッシング)など多数。

「2022年 『時代を変えたミニの女王 マリー・クワント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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