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感想・レビュー・書評
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気難しそうな一面も確かにあるが、懐は深い。藤井さんという外からの風が市江さんの周りを颯爽と吹き抜ける。おばあちゃんの仕事を大事にするのも大切なことだが、おばあちゃんはそれだけを望んでるわけではない。「お前がどんなときでも美しいものに感動できるならそれほど豊かなことはないと私は思うよ」市江さんもおばあちゃんもどこか不器用でそこが愛おしい。「ウエディングドレスに刺した刺繍の数は願った幸せの数だって」言葉にしなくても、伝わる想いはある。
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