医者が教える 人が死ぬときに後悔する34のリスト [Kindle]

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  • アスコム
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  • 母が年単位で入退院を繰り返し、管につながれていった。
    不憫だっただろうな、と思う。
    残された人は、そのような判断をしてきたことはない。
    なかなか冷静な判断はできないものだ。
    私だったら嫌だ、という選択を母にしてしまったことが心残りである。

    生物は、人を含めて死ななければならない。(生物はなぜ死ぬのか/小林武彦)
    自分より優秀な子孫を残すことができたのなら。
    子がどこかで幸せでいてくれるのなら。
    それで思い残すことはない。
    だから子供が不幸でいるなんてことがあるのであれば、それは絶対に知りたくない。
    私は。

    川嶋先生の目標年齢は69歳。
    かなり具体的でした。
    目標を立てて、そこから逆算し、それまでにやりたいことをやる。
    そうすることで悔いのない人生を送ることができる。
    そのとおりです。

    病気には必ず原因がある。
    「思い当たることはありませんか?」
    そう聞くと、なにかしら答えが返ってくる。それは本人も納得できる答えなのかもしれない。
    わかっているのなら。
    そう、思い当たることがあるのであれば、いまからでも考えてみてもいいかもしれない。
    仕事にストレスがあるのであれば、壊れてまで続ける必要があるのか。
    壊れてしまって家族に迷惑をかけるくらいなら、貧乏でもいいかもしれないです。
    (そんなきれいごとで済まされることでないことはわかっていますが、でも。。。です。やっぱり会社のために壊れたら・・・お金じゃないです。)

    生物の体は原子レベルで入れ替わる(どこかの生物の本から。アイソトープでマーキングしておくと、入れ代わることがわかるそう)。最も遅い骨でも数年で入れ替わる。
    ここから言えることは、体に治す力があって、軌道修正できるのであれば、体は治っていく。だからがんが消えた、という人もいるわけ(なのかな?よくわからない)。
    ここで間違えないように、といわれていることが体と心はつながっている、ということ。西洋医学(≒薬)だけでは治せない。わかっていても、薬で治る、と思ってしまうことはやはりある。本人に治す気力がなければ、治るものも治らない、と書かれていました。そうですよね。

    エンディングノート(チェックと署名だけするもの)が巻末にあります。
    家族のためにも残しておこう。

    +++

    なにかあると構内でジンギスカンしていたなあ・・・
    楽しい大学時代でした。
    今は禁止されているとききました。

  • 34のリストと言うよりは、病気になったときの心構えといった感じだった。私は冷え性なので、病気にならないように体を温めたい。実際、健康に気をつかっている方なので、気を抜かないようにしたいな。

  • 2015年1月

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著者プロフィール

医学博士。神奈川歯科大学大学院統合医療学講座特任教授。
北海道大学医学部医学科卒業。東京女子医科大学大学院医学研究科修了。ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院、東京女子医科大学などを経て現職。
冷え研究の第一人者。人の自然治癒力を高めることを重視し、現在は、近代西洋医学と補完・代替医療を統合した医療の教育を日本の医療系の大学で実践中。
主な著書に、『毎日の冷えとり漢方』(河出書房新社)、『心もからだも「冷え」が万病のもと』(集英社新書)、『死に方改革』(ワニブックスPLUS新書)など多数。

「2022年 『終末までの生き方。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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