GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代 三笠書房 電子書籍 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 本書では、ギバー・マッチャー・テイカーの特徴を述べた上で、ギバーが成功する理由と根拠について述べられている。

    自分はかつて自己犠牲型のギバーだったが、自己犠牲を重ねた末に心と体の調子を崩した(=本書で言う「燃え尽きた」状態)反省から、マッチャー寄りに思考が変化したと思う。
    自分のこれまでの経験と照らし合わせながら読むことで、自己犠牲型のギバーに陥らないための考え方や実践方法を学ぶことができた。

  • 本書からの実践エッセンス
    ・与えることをまとめていく。(相談タイムをスケジュールに記載)
    ・効果のある人間に与える。
    (より多くの実践を行って、フィードバックを求める人から与える)


    本書においては、ギバー(与える人)、マッチャー(調整する人)、テイカー(もらうだけの人)と定義をしているが、読み進めるにあたり実施的には、
    ・ 他者志向のギバー
    ・ 自己犠牲のギバー
    ・ マッチャー
    ・ テイカー
    なり、最も成果を出すのは他社志向のギバーであったと結論づけている。

    他社志向のギバーであれば、自己犠牲で食い物にされるのではなく、自分を含めた全体利益を考えて行動ができるため、結果成果がでる。

    また、人に与えることは人間の性質として、与えた効果が見えることでより与える力が湧き、活力を上げるとしていることからも与えることは自己のパフォーマンスをあげるものとも考えられる。

    話を言い換えれば、与えることは、監訳者が示す通り「情けは人の為ならず」、「小善、大善」の話であるともとれる。

  • 読んでませんが、ギバーに対してのみギブするギバーはもうマッチャーなのでは?相手がギバーかテイカーかマッチャーかの判断も難しいし、実用性は皆無な気がする。ウィリアム・マッカスキルの効果的な利他主義宣言のほうがよっぽど良さそう。そっちも読んでないけど。

  • これは、何回か読み直したいです。

  • Giverは一見損をするようだけど、結果的に成功するのはGiverである、ということらしい。
    ただ単なるお人好しだと搾取されるのがオチなので、そこは学ばなければならない。
    何だかんだ言っても周りの人はちゃんと見ているので、Takerは悪評が立って結局貰いが少ない。
    Matcherならいいのかといえばそうではない、というのが著者の主張。
    基本Giverであることが望ましいが、相手によって時々Matcherと使い分けるのがいいのかな?
    学びが多い良い本でした。
    audibleで読了。

  • ギバー、テイカー、マッチャーのうち特にギバーがどのように優れているかやギバーが取るべき戦略を、精神論ではなく実例や実験結果に基づいて説明する本。

  • Giverはバカなお人好しなだけではなく最高の勝利者にもなれる
    成績が上位、下位もgiver

    人は自分より他人のために決断を下す時、より的確で創造的な決断ができる
    Giverは弱さを見せる

  • ギバーが成功に近づくというロジックはわからなくもない。
    実際にギバーは自分が木バーだと思いながら行動しているのだろうか、それでいいのだろうか、とは思う。

  • 本を読む前はおそらく自己犠牲するギバー
    本を読んでいろいろ経験した今は、他人も自分も大切にするギバーになれたはず

  • 情けは人の為ならず。
    単なるギバーでなく、効率も考え、自己犠牲にならないことも肝要。
    ただ、長い。

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著者プロフィール

アダム・グラント(Adam Grant)

ペンシルベニア大学ウォートン校教授。組織心理学者。1981年生まれ。同大学史上最年少の終身教授。『フォーチュン』誌の「世界でもっとも優秀な40歳以下の教授40人」、世界でもっとも重要なビジネス思想家50人(「THINKERS 50」)のうち一人に選ばれるなど、受賞歴多数。「グーグル」「ディズニー・ピクサー」「ゴールドマンサックス」「国際連合」などの一流企業や組織で、コンサルティングおよび講演活動も精力的に行なう。デビュー作『GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代』は31カ国語で翻訳され、全世界で大ベストセラーに。続く『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』(以上、三笠書房)も『ニューヨーク・タイムズ』紙でビジネス書の売上第1位、アマゾンUSでも第1位(企業文化)を獲得している。

「2022年 『THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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